元WWE戦士のロッサーと、元UFC戦士のローラーが激突する注目のシングルマッチ。
　
　ローラーは鉄製のハンマーを携え、JRクレイトス＆ラスト・テイラーを引き連れて登場。一方、あとから入場したロッサーは早くも臨戦態勢で、リングインした途端にローラーの胸を突き飛ばす。
　
　ゴングが鳴ると、ローサ―が距離を詰めてエルボー連打とローキックを見舞う。するとロッサーは首投げでローラーを投げ、グラウンドへ引き込む。しかし、ローラーが脱出し、エルボー、逆水平チョップを叩き込む。
　だが、ロッサーは一瞬の隙を突き、エルボー、トーキック、逆水平チョップ、ヘッドバットを矢継ぎ早に見舞う。これでローラーの動きが鈍ると、ロッサーは串刺しラリアット、串刺しショートレンジラリアット、ボディスラム、ジャンピングヒッププレスで追い討ちをかける。
　さらにロッサーはヘッドロックを極めるが、ローラーがもがいてボディクローを見舞い、即座に顔面も拳で殴る。これで再びローラーのペースとなり、踏みつけ攻撃、バックエルボー、スリーパーホールドなどで攻め込む。
　するとロッサーは、ローラーをバックブリーカーの応用でエプロンへ叩きつけて挽回。それでもローラーはエプロンから飛びついてスリーパーを極めるが、ロッサーが背中を鉄柱へ激突させて脱出。
　これでロッサーがペースを掴み、ヒップアタック、ジャンピングヒッププレス、ヘッドドロップなどを連発。しかし、ローラーが左腕を固めて逆転し、ロッサーをロープエスケープさせる。
　ここからローラーはロッサーの左肘に集中攻撃を敢行し、試合の流れを完全に支配。苦しくなったロッサーは、ローキックをかわして首固めを繰り出し、返された直後にスクールボーイで押さえ込む。だが、ローラーが肩を上げ、クロスフェース、変型羽折り固めで報復。
　さらにローラーは、エクスプロイダー、フロントネックロック、ファイナルカット、串刺しラリアットなどで追撃。しかし、ロッサーがカウンターラリアットで逆襲し、強烈なローリングエルボーを食らわせる。
　その後、ロッサーはファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターにいくが、ローラーが切り返してシャープシューターで捕獲。そして、スリーパーへ移行するも、ローラーが脱出し、今度こそファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターで叩きつける。
　その直後、ロッサーはランニング・ベースメント・ブーツストライクを放つが、ローラーが身をかわし、変型クロスヒールホールドを極める。ここでレフェリーが試合を止め、ローラーの勝利となった。
　
　試合後、納得のいかないロッサーが詰め寄るが、レフェリーが制止。クレイトス＆テイラーがローラーの手を掲げた。

ローラー「プロレス界で1番のハードワーカーがキング・オブ・スポーツに帰って来たぞ！ 見てみろ！ キング・オブ・ショーツが帰って来たんだぞ！ トム・ローラーより強いヤツなんて存在しない。フレッド・ロッサーは“Mr.No Days Off”とか言っているが、お前には休息が必要なようだな。お前に休養を勧めることができたことを嬉しく思うよ…」
　
※ここでロッサーが叫び声をあげながらローラーへ近づこうとするが、クレイトス＆テイラーが立ちふさがる。
クレイトス「下がれ!!」
ロッサー「（※クレイトス越しでローラーに向かい）これで終わったと思うなよ!!」
テイラー「出ていけ!! タップアウトしただろ！ 試合は終わったんだ！」
クレイトス「休みでも取ってろ!!」
ロッサー「お前には最悪の悪夢を見させてやる!!（※とローラーに言い残して立ち去る）」
クレイトス「（※ローラーの胸を軽く叩き）最高の試合だったぜ！ （※直後にロッサーが立ち去った方向へ振り返り）休みでも取ってろって言っただろ!!」
テイラー「（※ローラーに対し）いい試合だったな」
ローラー「（※カメラに向かい）ここで俺の仲間たちを紹介させてくれ。ファイトチームを作ろうと思っていたが、それよりももっといい“ファイトドリーム”が完成した。俺たち3人は史上最強だ!!」