第4試合は『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦、昨年度覇者のジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組(4勝3敗)と、現在単独1の位石井智宏&矢野通(5勝2敗)による激突。両チームは18年の『WTL』公式戦で対峙し、そのときはCHAOSタッグが勝利。しかし、ジュース&フィンレー組は翌19年の『WTL』で初優勝を飾り、チームとして大きく飛躍。海千山千の石井&矢野組に対し、ジュースたちは成長した姿を見せつけ、価値ある勝利をゲットできるか?
矢野はKOPW2020のトロフィー、石井はNEVER6人タッグのベルトを携え入場。
先発はジュースと矢野。矢野は「クリーンファイト、見とけよ!」とアピール。そして手四つで組み合おうとすると、ジュースは矢野の手を捕獲し、フィンレーとスイッチ。そして、ジュースは矢野にボディスラムを見舞い、さらにフィンレーをボディスラムで矢野の上に叩きつける。ここからジュース&フィンレーはクイックタッチで矢野の左腕を交互に攻め立てていく。
続いてジュース&フィンレーは矢野に連携攻撃を繰り出し、最後にジュースがジャンピングボディプレス。そして、ダブルのフェイスクラッシャーをお見舞い。
しかし、矢野はすばやくコーナーパッドを手にし、ジュース&フィンレーに一撃ずつ見舞う。さらに矢野はフィンレーを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
スイッチした石井はフィンレーに逆水平チョップを連発。フィンレーも逆水平チョップを返していくが、石井が競り勝つ。
次は矢野がフィンレーを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。フィンレーは顔をしかめて、倒れこむ。その背中に矢野はストンピング。さらに金具むき出しのコーナーに叩きつける。
スイッチした石井はフィンレーにバックドロップを炸裂。そして逆水平チョップを連発。劣勢のフィンレーだったが、エルボーを返すと、さらにバックドロップの体勢に。これは石井が切り抜けるも、フィンレーは技の読み合いから意地でバックドロップを決める。
スイッチしたジュース&フィンレーは石井、矢野にエルボースタンプ。さらに矢野にセントーン、石井にフルネルソンバスターをお見舞い。
ジュースは石井を金具むき出しのコーナーにハンマースルー、さらに串刺しラリアット。そして、キャノンボールを食らわせる。
ジュースは場内に手拍子を煽り、石井にリズミカルにジャブを打ち込む。そして左ストレートを狙うが、石井はカウンターのエルボー。続いてロープワークの攻防から、ジュースがスピンキック。しかし、石井はすぐに立ち上がりパワースラム。
ジュースもすぐに立ち上がって左ストレートを繰り出すが、かわした石井はブレーンバスターで叩きつける。
スイッチした矢野が金具むき出しのコーナーにハンマースルー。だが、ジュースは切り抜けてフィンレーにスイッチ。
フィンレーは矢野にエルボーを連発。しかし、セカンドロープからの一撃は矢野がかわしてマンハッタンドロップ。さらにCHAOSタッグはトレイン攻撃を狙うが、フィンレーは切り抜ける。
すかさずジュースが石井をラリアットで排除。そして矢野にはトレイン攻撃。さらにジュース&フィンレーは矢野にバックブリーカー&エルボードロップの合体攻撃。カバーを矢野がカウント2で返すと、河津がけ&フロントキックからカバーするが、これが石井がカット。
ジュース&フィンレーは石井にダブルのフェイスクラッシャー。さらに矢野にハンマースルー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。
そしてジュース&フィンレーの同士打ちを狙うが、切り抜けたジュースが矢野にナックル。すかさずフィンレーのPrima Noctaから、ジュースがパルプフリクションへ。しかし、これは石井がラリアットで阻止。そして、矢野がフィンレーに横入り式エビ固めを見舞うが、これはカウント2。
混戦模様の中、ジュースは石井にヘッドバット。ここで背後から矢野がジュース&フィンレーに634を狙う。これは気づかれるも、石井が延髄ラリアット。すかさず矢野が首固めでジュースを丸め込むが、これはカウント2。
ここから石井がジュースにジャーマン。しかし、フィンレーが石井に変形バックブリーカーを炸裂。
矢野はフィンレーを金具むき出しのコーナーに自爆させる。さらに急所蹴りを狙うが、切り抜けたフィンレーはグランビーロールを決めて、電光石火の3カウントを奪取した。
これでジュース&フィンレー組、矢野&石井組共に5勝3敗に。