第5試合は『WORLD TAG LEAGUE 2020』公式戦、石井智宏&矢野通(1勝0敗)vs鷹木信悟&SANADA(0勝1敗)。矢野はKOPW2020のトロフィーを手に、石井はNEVER6人タッグのベルトを携え入場。鷹木はNEVERのシングルベルトを持ってリングイン。
ゴング前、矢野はSANADAに「オマエが出てこい! なんか言え、コノヤロー!」と挑発。
先発はこの両者。矢野はコーナーパッドを外しにかかると、それを手にSANADAに襲いかかる。だが、SANADAはかわしてドロップキック。そしてパラダイスロックを狙うが、矢野はロープエスケープ。
SANADAのハンマースルーに対し、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして、顔面かきむしりから、掟破りのパラダイスロックに挑戦。だが、「わかんねえよ!」とアッサリあきらめる。SANADAがキックで吹っ飛ばすと、矢野は金具むき出しのコーナーに激突。そして、SANADAはパラダイスロックを完成。
だが、ここで石井がリングイン。すかさず鷹木も登場し、ショルダータックル合戦を展開。鷹木が競り勝つと、すかさずSANADAが石井に低空ドロップキックをヒット、
SANADAはコーナーパッドを手にし、矢野の臀部にフルスウィング。
場外戦になだれこむと、矢野がスキをついてSANADAにコーナーパッドでフルスウィング。さらにエプロンの垂れ幕でSANADAをグルグル巻きにしてしまう。SANADAはカウント19でリングにギリギリ生還。
矢野はSANADAを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。スイッチした石井はSANADAに逆水平チョップを連発。SANADAも胸板に張り手を返すが、石井は逆水平チョップでダウンを奪い、鷹木を挑発。
石井はヘッドバットから矢野にスイッチ。矢野も鷹木を挑発。レフェリーが気を取られているスキに、矢野は金具むき出しのコーナーにSANADAを二度にわたって叩きつける。
さらに矢野はヒップトスからカバー。鷹木がカットに入ろうとすると、矢野は自ら離れ「オマエはすっこんでろ!」と罵声。
次は石井がSANADAにヘッドバットからブレーンバスターの体勢に入る。だが、SANADAは着地し、カウンターの低空ドロップキックをヒット。
ようやくスイッチした鷹木は、石井に串刺しラリアット。さらにブレーンバスターを狙うが、背後から矢野が妨害。だが、鷹木はCHAOSタッグの同士打ちを誘い、石井にブレーンバスターをお見舞い。
鷹木は石井の顔面にステップキック。怒った石井が立ち上がり、両者はエルボー合戦に突入。競り勝った石井がロープに走るも、鷹木が追走式ラリアット。しかし、続いてロープに走ると、矢野が場外から足を引っ張って妨害。すかさず、石井が鷹木に投げっぱなしジャーマンを炸裂。
石井は鷹木の顔面を蹴り上げる。鷹木は「もっとこんかい!」と挑発。そして、エルボーの連発からラリアットを狙うが、その右腕を石井はラリアットで打ち落とす。だが、鷹木もバックエルボー、ナックル。続く龍魂ラリアットは、石井がかわしてエルボー。だが、鷹木は意地の龍魂ラリアット。
次はSANADAがリングに入り、セカンドロープからトンボを切って石井のバックに回ろうとする。これは読まれるも、SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。しかし、石井はブレーンバスターで切り返す。
スイッチした矢野はSANADAを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。だが、こらえたSANADAは、逆に矢野を金具むき出しのコーナーに激突させ、ローリングクレイドルへ。しかし、矢野はカウント2でキックアウト。
SANADAはTKOを狙うが矢野は切り抜ける。そして、マンハッタンドロップからモンキーフリップでSANADAの顔面を金具むき出しのコーナーに叩きつける。
続く矢野のローブローは鷹木が阻止。そして、矢野を金具むき出しのコーナーに自爆させ、L・I・Jタッグは石井に連携のバックドロップ。
L・I・Jタッグは矢野にトレイン攻撃。そして、SANADAがネックスクリューからカバーするも、矢野はカウント2でキックアウト。ならばとSANADAがスタンディングのドラゴンスリーパーを狙うも、矢野は丸め込みへ。さらにNUを決めるも、SANADAは切り抜ける。
逆にSANADAが丸め込むが、矢野も切り抜け、SANADAを突き飛ばす。すると石井がラリアットを見舞い、その勢いを使って矢野が丸め込みへ。だが、SANADAはカウント2でキックアウト。
矢野が「チクショ~!」と叫びながらロープに走ると、SANADAは追走してオコーナーブリッジ。技アリの3カウントを奪取した。
これで石井智宏&矢野通、鷹木信悟&SANADAともに1勝1敗に。