第1試合は辻陽太vsゲイブリエル・キッド。11.16小松は野毛道場とLA DOJOのヤングライオン対決で幕を開ける。
開始のゴング、両者はロックアップからリストの取り合いに。辻がグラウンドに持ち込むが、ゲイブリエルは腕ひしぎ逆十字の体勢に。だが、辻は切り抜け、両者は一旦距離を取る。
続いて手四つの体勢から、ゲイブリエルがリストを取り、辻の左腕をハンマーロック固める。だが、辻はヘッドシザースで切り返す。すると、ゲイブリエルは三点倒立で脱出し、ヘッドロックで捕らえる。
辻はゲイブリエルをロープに飛ばすが、ショルダータックルは互角の攻防。しかし、ゲイブリエルはロープに飛んだ辻を追走してエルボーを叩き込み、ショルダータックルでダウンを奪う。
ゲイブリエルはエルボーを連発してカバー。だが、返した辻もエルボーを連打。するとゲイブリエルは強烈な張り手でダウンを奪う。
ゲイブリエルはスリーパーでグラウンドに持ち込み、辻のスタミナを奪いに出る。だが、辻は強引にボディスラムでゲイブリエルを叩きつける。
辻は雄叫びを上げ、ゲイブリエルに串刺しエルボー。そしてボディスラムからサンセットフリップ、フライングボディプレスとたたみかける。
勢いに乗る辻は逆エビ固めを狙うが、ゲイブリエルはキックで回避。そして、打点の高いドロップキックを炸裂。ゲイブリエルは気合いを入れるとダブルアームスープレックスの体勢に入るも、辻はロープエスケープ。
ゲイブリエルは足を辻の顔面に押しつける。さらにハンマースルーをしかけるが、辻はカウンターの前方回転エビ固め。その体勢から逆エビ固めに移行し、リング中央でどっしりと腰を落とすとゲイブリエルはたまらずギブアップ。辻が勝利を収めた。