試合後、険しい表情のオスプレイが、セコンドに抱えられたオーカーンに近づく。すると、オカダはオスプレイにリングに上がるように要求。
オスプレイはリングインすると、不敵な笑みでオカダに拍手を送る。そしてマイクを握ると、以下のアピール。
■オスプレイのマイクアピール
「(最初、マイクの音が入っていなかったことに対し)マイクをオフにしたのは誰だ? クソ野郎! おめでとう、オカダ。これでオマエはテストに合格した。教えてやろう……、オマエは俺に利用された。ウィル・オスプレイの名を世界に知らせるためにオマエを利用させてもらった。そのためにレインメーカーの隣に居続けた。でもいつまでもオマエの隣に居たら、俺が世界一になれないと気づいた。オカダ、俺はオマエの元を離れてからもっと良い生活を送ってるんだ。このスーツは3,000ポンドだし、俺が飲むシャンパンは2,000ポンドだ。それからこの腕時計は10,000ポンドもする。でも俺はもっともっと金持ちになって注目を浴びたい。オマエを裏切っただけじゃ満足できない。俺の望みはオマエのキャリアを完全に終わらせることだ。そして俺がトップに立ち、もっと高いスーツやシャンパンに時計を手にするんだ。こんなのよりもっと良いのをな(と言って腕時計を投げ捨てる)。全てを手に入れる。レインメーカーを終わらせるのに最もふさわしい舞台はどこだろうか? 東京ドームはどうだ? 俺にリベンジしたいんだろ? 東京ドーム……オカダ・カズチカ vs ウィル・オスプレイだ」
今度はオカダがマイクを手にし、以下のアピール。
■オカダのマイクアピール
「オスプレイ! 長々と英語でしゃべってくれましたね。ただ! 俺が理解できたのは、東京ドーム、レッスルキングダム、カズチカ・オカダvsウィル・オスプレイ。これだけで充分なんだよ!(場内拍手)。いままでみたいに兄弟ゲンカなんていかねえからな、コノヤロー! いま、世界中でオマエをひねりつぶしたいのは、このオレだ!」
そして、視殺戦を展開したのち、オスプレイがリングを下りて退場。オカダはその姿を鋭い視線で見つめてから、花道をあとに。