第4試合は『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦、マスター・ワト(4勝2敗)vsBUSHI(3勝3敗)。ワトは一時、首位タイとなるも、11.29後楽園でSHOに敗北して一歩後退。BUSHIは五分の星取りで、ここで負ければ優勝戦線からほぼ脱落となる。果たして勝負の結末は?
地元大阪出身のワトには天山広吉が帯同。
開始のゴング、ワトは蹴りで牽制。続いてすばやいバックの取り合いから、一旦距離を取る。
今度は華麗なロープワークの展開となり、ワトがパントキックからのミドルキックでダウンを奪う。さらにワトは打撃のコンビネーション。
BUSHIが場外にエスケープすると、ワトは空中技を狙う。しかし、BUSHIがかわすと、ワトはエプロンに着地。その足を引っ張って、BUSHIはワトを場外に落とすと、すばやいモーションで一気にトペ・スイシーダをヒット。
形勢逆転したBUSHIは、ワトを鉄柵に二度にわたり叩きつける。天山が近づくと、BUSHIは「セコンド! 下がれ、オラ!」と牽制。そして、BUSHIはもう一度ワトを鉄柵にハンマースルー。ワトはカウント18でリングに生還。
BUSHIはネックブリーカードロップからカバー。ワトがカウント2で返すと、BUSHIはストンピング。さらにコーナーを背負わせ、胸板に張り手を連発。
続いてBUSHIはフライングメイヤーからチンロック。そして首4の字固めへ。ワトは足でロープエスケープ。
BUSHIはTシャツを脱ぐと、それを用いてチョーク攻撃。続いてバックドロップで落としてカバー。ワトはカウント2で返すも、後頭部を押さえて苦悶の表情。
ワトは打撃を返すが、BUSHIは蹴り足を捕らえてエルボー。そしてロープに走るが、ワトはカウンターのキック。さらにロープワークの攻防からバックブロー、ローリングソバットでBUSHIを場外に落とす。ここでワトはトルニージョを炸裂。
ワトはBUSHIをリングに戻し、スワンダイブ式エルボーアッパー。さらにレシエントメンテを狙うが、BUSHIは切り抜けるとロープへ。だが、ワトはケブラドーラ・コンヒーロ。そして、蹴りの乱打からカバーするが、BUSHIはカウント2でキックアウト。
ならばとワトは蹴りを繰り出すが、かわしたBUSHIはカウンターのドロップキック。さらにワトをトップロープに固定し、ミサイルキックをヒット。
ここでBUSHIはエプロンに出ると、ワトに勢いをつけたDDTをお見舞い。続くフィッシャーマンズスクリューを切り抜けたワトは、旋風脚で応戦する。
続いて両者はエルボー合戦に突入。劣勢のワトだったが、バックブローを決めると、TTDを狙う。BUSHIが脱出すると、ワトはソバットで動きを止め、今度こそレシエントメンテを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
ならばとワトはトップコーナーからRPPを繰り出すが、BUSHIがかわす。BUSHIはワトをセカンドロープに固定するとバックブリーカー。続いてコードブレイカーをしかけるも、こらえたワトはハイキックでダウンを奪う。
ワトはパワーボムの体勢で抱え上げるが、BUSHIはウラカン・ラナ。さらに延髄斬りを決め、コードブレイカーを突き刺す。これはワトがカウント2で返すが、BUSHIはエムエックスへ。しかし、ワトはドロップキックで迎撃。
続くワトのバズソーキックをかわしたBUSHIはスピンキック。そして豪快なカナディアンデストロイヤーを食らわすと、今度こそエムエックスを炸裂。この一撃でBUSHIが3カウントを奪取した。
これでBUSHI、ワト共に4勝3敗に。