第4試合は『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦、マスター・ワト(4勝1敗)vsSHO(3勝2敗)。現時点で首位タイと好調のワト。だが、新日本ジュニアの先輩であるSHOとしては壁の高さを示し、優勝戦線に残りたいところ。果たして勝負の結末は?
開始のゴング、両者は蹴りで牽制しあう。そして、SHOは片足を取ろうとするが、ワトはすばやく距離を取る。
続いて蹴りを互いにかわし合い、緊張感漂う攻防。SHOはワトの蹴り足を捕らえてバックを取る。これはワトが切り抜け、ここからロープワークの展開。そして、ワトは打撃のコンビネーションでSHOを場外に追いやると、空中技を狙う。
しかし、ワトはSHOがかわすのを確認するとエプロンに立つ。そして、SHOにハイキック。続くワトのスワンダイブ攻撃をかわしたSHOは、ワトに水面蹴り。さらにスライディングキックでワトを場外に追いやる。
そして、SHOはエプロンをダッシュしてワトの左腕にサッカーボールキックをヒット。SHOはワトをリングに戻すと、ワトの左肩にストンピング。
SHOはバックエルボーからワトの背中に強烈なサッカーボールキック。そしてワトの左腕を捕らえてコントロール。ワトの左ヒジをマットの固定し、踏みつける拷問攻撃をお見舞い。
SHOはワトの両腕を交差させると、足を刈ってダウンさせる。そして左腕をアームロックで捕獲。ワトはロープエスケープ。
SHOが「来てみろ」と挑発すると、ワトは胸板に張り手を連発。しかし、SHOはミドルキックを見舞い、ブレーンバスターへ。だが、ワトは着地してキック。しかし、SHOはディフェンス。続くSHOの串刺し攻撃はワトが切り抜け、ティヘラでSHOを場外に追いやる。そして、トルニージョを炸裂。
続いてワトはSHOをリングに戻すとスワンダイブ式エルボーアッパー。さらにレシエントメンテを狙うも、SHOは切り抜ける。続く技の読み合いから、ワトは低空の回し蹴り。だが、SHOも変則的なロープワークからスピアーをお見舞い。
SHOはワトの腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。ワトはその蹴り足をつかむも、SHOは腕ひしぎ逆十字で捕獲。ワトは足でなんとかロープエスケープ。
SHOはアームブリーカーの連発から、ワトの胸板と背中にキックを乱打。ワトは蹴り足をつかんで、足にエルボー。そして、お返しのキックを連発。
ワトはロープに走るが、SHOは追走式ラリアット。しかし、ワトもカウンターの前蹴りで反撃。もう一度レシエントメンテの体勢に入るが、切り返したSHOはバックに回って持ち上げると、そこから腕ひしぎ逆十字へ。ワトは必死にロープへ。
SHOはクロスアーム・パイルドライバー を狙うが、ワトはウラカン・ラナできりかえす。これをSHOが返すと、ワトは旋風脚。そして、今度こそレシエントメンテを決めるも、SHOはカウント2でキックアウト。
ワトは気合を入れるとトップコーナーへ。そしてRPPで飛ぶも、SHOは寸前でかわす。ここから両者はエルボー合戦に突入。ワトは裏拳からロープに飛ぶが、SHOはジャンピングニー。だが、ワトも強烈な蹴りを食らわせてダウンを奪う。
ここを勝機と見たワトはTTDを狙うが、SHOは回避。そして、技の読み合いから豪快なラリアットをヒット。続いてSHOはパワーブリーカーをお見舞い。だが、カバーはワトがカウント2でキックアウト。ならばとSHOは弓矢を引くポーズから、一気にショックアローを決めて3カウントを奪取した。これで両者は共に4勝2敗に。
試合後、SHOはワトの右手をつかみ、両者は言葉をかわす。