『SUPER Jr.』は2003年が初出場で、2012年の大会では優勝も果たしている田口。一方のデスペラードは昨年はアゴの骨折で欠場したため、2年ぶりの出場となる。両者の過去の公式戦での対戦結果は、1勝1敗の五分だ。
ゴングが鳴るとぴょんぴょんとジャンプし、タイガーステップを踏む田口。続けて反復横跳びをするが、息が切れたのか一時中断。ようやく試合が始まると、怒りのデスペラードはエルボーで攻撃。しかし、田口はデスペラードにロープ間を走らせ、低空ドロップキックもスカして自爆させる。
そして、額に「アチョー!」と叫んでからチョップを連打だ。このおちょくった動きに怒ったデスペラードは反撃を開始。コーナーに投げられるが、突っ込んできた田口をショルダースルーで放り投げる。着地した田口はなぜかドラゴンリングイン。しかし、デスペラードは着地したところで低空のドロップキックを左膝にお見舞いだ。
そして、自ら場外に降りて田口を引きずると、その股間を鉄柱に叩きつける。さらに電気アンマで股間にダメージを与え、続けて鉄柱に膝を叩きつけていく。田口はカウント19でリングに戻るが、すぐさま再び場外へ。デスペラードはこれを追いかけて鉄柱に叩きつけてから、リングに戻す。
またも転がって場外に逃げようとする田口。しかし、デスペラードはこれを逃さず、ニークラッシャーを狙う。田口も逃げようとするが、デスペラードは逃さず。膝にレッグドロップを食らわせてから、続けてインディアンデスロックだ。
ここはロープエスケープした田口。デスペラードのブレーンバスターを後方に着地して防ぐが、膝へのダメージがありダウンしてしまう。それでもヒップアタックを放った田口。デスペラードはこれをアトミックドロップで迎撃だ。
ならばと今度はフェイントからのヒップアタックを放った田口。これもデスペラードにアトミックドロップで迎撃されてしまうが、デスペラードがロープに飛んだところで前転してからのジャンピングヒップアタック=回転地獄ケツをお見舞いだ。
たまらず場外に転落したデスペラードに三角飛び式のプランチャをで追撃した田口。ミサイルキックを狙うも、距離が遠すぎてこれは回避。デスペラードを捕まえると、スリーアミーゴスを決めてみせる。
そして、オーマイ&ガーアンクルで捕らえた田口。しかし、デスペラードも完全に極まる前にロープエスケープ。ならばと田口はレッグブリーカー。そして前落としで追撃し、ギタってからケツイェを発射。
だが、体の柔らかいデスペラードに避けられ、これは自爆。デスペラードはコーナーで田口の右足をロープに固定して左膝に低空のドロップキックで一撃。さらに左足に逆回転のドラゴンスクリューを食らわせてヌメロ・ドスに捕獲する。
ここは田口も必死にロープエスケープ。ならばとギターラ・デ・アンヘルを仕掛けるデスペラード。これを田口は防いでどどんの体勢に。デスペラードが逃れると、カウンターのドロップキックを炸裂させる。
続けてケツイェで追撃した田口。トドメのどどんの体勢に入る。しかし、デスペラードはこれを防御して、レフェリー方向に田口をプッシュ。そして、隙きができたところで急所へパンチだ。しかし、これを田口はキャッチして防御。再びどどんを狙う。
デスペラードもこれを防いで、ピンチェ・ロコの体勢に。しかし、田口もこれを逃れると延髄斬りだ。そして、どどんの体勢に。デスペラードがこれを前方回転エビ固めで切り返すと、田口は後方へ回転。そのままエビ固めで押さえ込み3カウント。田口が勝ち点2を獲得し、幸先良いスタートを切った。