先週に引き続き「ROAD to SHOWDOWN」として行われる『NJPW STRONG』エピソード14。
第1試合は、2002年デビューでキャリア抱負なロッサーが、23歳の新鋭で2016年デビューのクリアウォーターと闘うシングルマッチ。
ゴング直後からロッサーが積極的に動き、ヘッドロックからアームロックを極める。それをクリアウォーターが切り返すも、ロッサーが飛行機投げで体勢を立て直し、再びヘッドロックで絞る。
それでもクリアウォーターが腕を取ると、ロッサーはコーナーへ下がって間を空ける。その後、ロッサーはクリアウォーターにショルダータックルを見舞い、リープフロッグを受け止めてパワースラムへ切り返す。そして、ギロチンドロップ、引っかき攻撃、パンチ攻撃、ボディスラム、ギロチンドロップなどで攻め込む。
続いてロッサーはエプロン上でバックドロップの体勢に入るが、クリアウォーターが抵抗し、ネックブリーカードロップで逆転。
さらにクリアウォーターは、エプロンで倒れているロッサーにストンピングを連射し、頭部へパンチ連打を浴びせる。そして、ハンマースルーを切り返し、カウンターバックエルボーを見舞う。
次にクリアウォーターはフィニッシュを予告するが、ロッサーが脱出し、ショートレンジラリアット3連発で逆襲。それでもクリアウォーターはショートレンジジャンピングニーアタックからロープへ走るが、ロッサーがカウンターで持ち上げ、ダブルニーストマックバスターをお見舞い。そして、間髪入れずにランニング・ベースメント・ブーツストライクを撃ち込み、3カウントを奪った。
ROAD to SHOWDOWN
- 日時
- 2020年11月7日(土) 開場 12:00開始
- 会場
- 非公開
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第1試合 15分1本勝負
MATCH REPORT
COMMENT
ロッサー「新日本プロレスの好きなところをひとつ挙げるとすると、俺が言えることは、ほんの僅かのことか、たくさんのことだ。新日本プロレスでは、心から本当に自分の言いたいことが言える。初めて新日本に来た日から言っているが、ここで試合をするのは夢だった。俺には将来性はあまりないかもしれない。一方で新日本は将来性や能力のある選手を探している。でも、俺を仲間外れにしないでくれよ。俺もまだまだ…これから俺のもとにやってくるすべてのチャンスに緊張しつつも興奮が止まらないよ。“Mr.No Days Off”フレッド・ロッサ―が、イチバンでナンバーワンだ!!」
クリアウォーター「また負けてしまった…。俺の新日本での道のりは曲がりくねっていて険しいな。俺が新日本所属かどうか、俺に新日本を支配する能力があるかどうかは関係ない。たった1回だけのチャンスで、たった1回の黄金の瞬間で、俺の新日本での道のりを金色に彩ってみせる」