11月7日（土）大阪で行われる「KOPW争奪戦」矢野vsザック、11月2日（月）後楽園ホールで行われる「IWGPタッグ戦」タイチ＆ザックvs後藤＆YOSHI-HASHIのダブル前哨戦。

　鈴木軍がゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり乱闘で試合がスタート。そして、タイチ＆ザックが2人がかりでYOSHI-HASHIをいたぶる。
　だが、YOSHI-HASHIはトレイン攻撃から逃れ、タイチにヘッドシザースホイップ、ザックにトラースキックで逆襲。さらに、タイチをヘッドハンターで叩きつける。
　ところが、控えのDOUKIがYOSHI-HASHIの背中を蹴り、タイチがアックスボンバーで報復。これでまたもや乱闘となり、大ダメージを負ったYOSHI-HASHIの動きがストップ。そのまま鈴木軍がラフプレーで試合の主導権を握る。
　しかしYOSHI-HASHIは、カウンターラリアットでタイチを吹き飛ばし、ようやく赤コーナーへ帰還。これで矢野対ザックとなり、矢野がいきなりニュートラルコーナーのクッションを外す。しかし、ザックがスリーパーホールドとネックツイストで矢野を黙らせ、そのクッションを丁寧に取りつけ直す。
　その後、ザックがYTRアピールを妨害し、アンクルホールドで捕獲。だが、次のコブラツイストは矢野が激しく抵抗し、両者がもつれて青コーナーへ移動。
　矢野対DOUKIとなり、DOUKIが串刺しラリアットで先制。しかし、矢野が髪の毛を掴んで引き倒す。これで後藤が登場し、串刺しニールキック、ブルドッキングヘッドロックでDOUKIに追撃。
　だが、DOUKIが顔面攻撃で逆転し、タイチ＆ザックのトレイン攻撃からスワンダイブフットスタンプを食らわせる。そして、イタリアンストレッチNo.32を極めるが、矢野がカットへ入る。
　次にDOUKIはデイブレイクを繰り出すが、後藤が受け止める。するとDOUKIは地獄突きからロープへ走るが、YOSHI-HASHIが飛び込んで低空ドロップキックをお見舞い。
　そこから後藤＆YOSHI-HASHIが合体牛殺しでDOUKIに追い討ちし、最後はGYWでとどめを刺した。

　試合終了後、後藤＆YOSHI-HASHIとタイチ＆ザックが一触即発で睨み合う。その後、ザックは青コーナーのクッションに手をかけ、激しく矢野をののしった。

タイチ「（後藤＆YOSHI-HASHIは）連日DOUKIに勝ったからって（IWGPタッグへの）挑戦権あんのか？ DOUKIに勝って挑戦権あんのか？ それで挑戦するんだったら、大したもんですよ。大したもんですよ。（試合中に2人で）『せーの』って言っててよ。『せーの』『せーの』ばっかり言ってて、そんなんで勝てるわけねぇだろ」
ザック「YOSHI-HASHIはなんであの棒を持ってるんだ？ その棒はどういう意味があるんだ？ あれはなんだ？ あの棒をどう使いたんだ？ 使い方わからないんじゃないのか？ YOSHI-HASHIにあの棒は必要なのか？ 別にあの棒じゃなくてもいいんじゃないのか？ なんだあれは？」
タイチ「引っ越し屋でもやってろ。なにが『せーの』だ……」
※DOUKIはノーコメント

後藤「オイ、あんまりバカにしない方がいいぞ！ 次はお前なんだからな。俺たちのパワーとチームワークでマットに沈めてやるぜ!!」
YOSHI-HASHI「タイチ、誰が引越し屋だ！ それならIWGPタッグの座からお前らを引きずり出して、俺たち2人がIWGPタッグの座に、NEVER 6人タッグのベルトを持ったまま、お引越しさせてもらうよ」
※矢野はノーコメント