第2試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通vsタイチ&ザック・セイバーJr.&DOUKI。11.2後楽園のIWGPタッグ王座戦(タイチ&ザックvs後藤&YOSHI-HASHI)、11.7大阪の『KOPW2020』争奪戦(矢野vsザック)のダブル前哨戦となる。
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃。そのまま場外戦に持ち込む。リング上ではDOUKIがYOSHI-HASHIにチョーク攻撃。DOUKIはエルボーの連発。しかし、YOSHI-HASHIはティヘラ、ボディスラムで反撃。
続いて後藤とYOSHI-HASHIはDOUKIにダブルのショルダータックル。さらに連携のヒップトス。
後藤はDOUKIに荒々しくキックを連発。そしてショルダータックルでダウンを奪う。ここでタイチがレフェリーの注意を引きつけているスキに、DOUKIが後藤を鉄パイプでチョーク攻撃。これを合図に、またも鈴木軍は場外戦に持ち込む。タイチはYOSHI-HASHIを鉄柵に叩きつける。後藤はカウント15でリングに生還。
鈴木軍は後藤に自軍コーナーで集中攻撃。顔面を踏みつける拷問攻撃を見舞う。矢野は「レフェリー、チェックしろ!」とイラ立ちを見せる。
ザックは後藤の右腕をテクニカルに絞り上げ、さらにマットに固定しストンピング。次はタイチが後藤にチョーク攻撃を仕掛ける。タイチは挑発するように後藤を蹴り上げる。
怒りの後藤はタイチの胸板に張り手を連発。タイチは顔面かきむしりからロープへ。すると後藤は追走してラリアットを炸裂。
スイッチしたYOSHI-HASHIはタイチに打撃を連発。さらに串刺しの逆水平チョップを決める。続いてタイチをロープに固定し、背中にドロップキック。そして、低空ドロップキックをヒットする。
勢いに乗るYOSHI-HASHIはヘッドバスターを狙うが、タイチは切り抜けてバックドロップの体勢に。YOSHI-HASHIが回避すると、タイチはコーナーでジャンピングキックを炸裂。
タイチはバズソーキックを放つが、YOSHI-HASHIは切り抜け、強烈なエルボー。ここからタイチがローキック、YOSHI-HASHIがエルボーの応酬を繰り広げる。
YOSHI-HASHIが競り勝つも、タイチはスキをついてソバット。だが、YOSHI-HASHIもトラースキック。すると、タイチは至近距離からアックスボンバーを炸裂。
次はザックと矢野のマッチアップ。矢野はコーナークッションを外そうとするが、ザックは阻止。しかし、矢野はしつこくコーナークッションを外してザックにフルスイング。だが、ザックはかわしてスリーパーで捕獲。そして、ザックはコーナークッションを元に戻す。矢野はダメージで動けず。
ザックはコブラツイストで矢野を捕獲。しかし、矢野はロープエスケープ。矢野はザックのうしろ髪をつかんでダウンさせるが、スキをついてザックはアンクルホールド。矢野は必死にロープに逃げる。
次はDOUKIが矢野に串刺しラリアット。続くDOUKIのラリアットは矢野がかわす。しかし、DOUKIは延髄斬りをヒット。だが、矢野はカウンターのマンハッタンドロップを決め、コーナークッションを外しにかかる。しかし、ザックが阻止。
ここから鈴木軍は矢野にトレイン攻撃。さらにDOUKIがスワンダイブのフットスタンプを決めるが、カバーは矢野が返す。するとDOUKIはイタリアンストレッチNo.32で捕獲。だが、後藤とYOSHI-HASHIがカット。すかさず、タイチとザックが場外に連れ出す。
DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、矢野は切り抜ける。ここから両軍入り乱れる展開となり、矢野がクッションでザックにフルスイング。
さらに矢野はDOUKIを金具むき出しのコーナーに自爆させると、背後からローブロー。すかさずDOUKIを丸め込んで、矢野が3カウントを奪取した。
試合後、怒りのザックはコーナークッションを二つ抱え、花道で叩きつけてから退場。