第5試合は11.7大阪で二冠王座戦で対峙する王者の内藤哲也と挑戦者のEVILが、それぞれSANADA、ディック東郷をパートナーに前哨戦。EVILは10.11愛知の『G1』公式戦で内藤に勝利。さらに10.18両国でのタッグマッチの試合後には内藤をKOし、敗北を喫した8.29神宮の王座戦のリマッチにこぎつけた。
内藤は二本のベルトを携えて入場。
先発は内藤とEVIL。内藤は組み合うと見せかけてガットショットからヘッドロックで捕獲。しかし、EVILはうしろ髪をつかんで脱出し、逆にヘッドロック。
続くロープワークの攻防ではEVILがショルダータックル。だが、内藤もアームホイップからティヘラを決める。
スイッチしたSANADAはEVILにバックエルボーからカバー。さらにエルボーを浴びせ、内藤と共にダブルのヒップトス。そしてEVILに連携の低空ドロップキックをヒット。
内藤はEVILにストンピングを浴びせてからネックロック。だが、ハンマースルーは逆にEVILが内藤を投げ返し、すかさずエプロンから東郷が攻撃。
EVILが内藤を場外に落とすと、東郷が鉄柵に叩きつける。東郷は内藤の頭部にエルボーを落としてからリングに戻す。
リング上、内藤はエルボーを連発するが、EVILはいつの間にか東郷がクッションを外していた金具むき出しのコーナーに、内藤をハンマースルー。
スイッチした東郷は内藤に顔面かきむしり。さらに顔面にストンピングを浴びせてからチンロック。そしてフィストドロップを決めてからチョーク攻撃を見せる。
次はEVILが内藤を場外戦に連れ出し、鉄柵に投げつける。さらにストンピングを決め、リングに戻す。勢いに乗るBULLET CLUBは内藤にダブルのショルダータックル。そしてセントーンの二重奏。
続いてEVILはフィッシャーマンズバスターを狙うが、内藤はこらえる。そしてカウンターのマンハッタンドロップから低空ドロップキックをヒット。
スイッチしたSANADAは、EVILに低空ドロップキック。続いて東郷をパラダイスロックで固め、臀部に低空ドロップキックをヒット。そして、場外のEVILにプランチャを炸裂。
SANADAはEVILをリングに投げ入れてカバー。だが、カウントは2。ならばとTKOを狙うが、EVILは切り抜けてSANADAをレフェリーに突き飛ばす。SANADAは激突前に踏みとどまり、EVILに突進。しかし、EVILはカウンターのサイドバスター。
次は東郷がSANADAにストンピングを連発。さらにフライングメイヤーから回転十字架固め。SANADAが返すと、東郷はすかさずグラップラーフェイスロックを決めるが、SANADAはロープエスケープ。
SANADAは東郷の串刺し攻撃をバックエルボーで切り抜けると、セカンドロープからバク転。そしてロープに走るが、EVILが場外から足を引っ張る。
ここでEVILがレフェリーの気をひいてるスキに、東郷はイスでSANADAの土手っ腹と背中に攻撃。続いて東郷はペディグリーを狙うも、SANADAはショルダースルーで、イスの上に落とす。
ここでEVILがSANADAに襲いかかり、ロープに走るが、今度は内藤が場外からEVILの足を引っ張る。さらにSANADAが低空ドロップキックをEVILにヒット。内藤はEVILを鉄柵に豪快に叩きつける。
SANADAは東郷のローブローを切り抜けると、ドラゴンスリーパー。そして、SANADAは技を解き、内藤が延髄斬りを東郷にヒット。すかさずSANADAがTKOを決めてカバーするが、東郷はカウント2でキックアウト。ならばとSANADAは東郷をSkull Endで捕らえ、ギブアップ勝ちをスコア。
試合後、内藤は場外でEVILに肩関節を両足で締め上げる。セコンドが割って入ると、内藤はリングに戻り、SANADAの右腕を上げる。
EVILは肩を押さえながら、不敵な笑みを浮かべて退場。内藤はエプロンに下がったSANADAをリングに招く。そして、SANADAは右腕を突き上げ、内藤とグータッチをかわす。