第5試合は二冠王者の内藤哲也がBUSHIとのタッグでvsEVIL&高橋裕二郎組と対峙。内藤とEVILは10.11愛知の『G1』公式戦で対峙。そのときはEVILが勝利を収めている。
EVILはディック東郷を伴って入場。内藤はジャンパー姿で二本のベルトを携えて花道を進む。ゴング前にL・I・Jはグータッチ、BULLET CLUBはToo Sweetサインをかわす。
先発は内藤と裕二郎。ロックアップで組み合うと、内藤の背後からEVILが攻撃。スイッチしたEVILは内藤をボディスラムで叩きつけ、踏みつける。
次は裕二郎が内藤にストンピング。さらにエルボー、逆水平チョップをたたき込んでロープへ。内藤はカウンターのアームホイップで放り投げ、変形ネックブリーカーからネックロックで締め上げる。
次はBUSHIが裕二郎にスウィンギングネックブリーカー。そしてチンロックで締め上げるも、裕二郎は手にかみついて脱出。さらにスタンガンを決め、ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。
EVILは内藤、裕二郎はBUSHIを鉄柵に叩きつける。さらにEVILは内藤の背中にイスを振り下ろす。裕二郎はスティッキを用いてBUSHIのノド元を締め上げる。
裕二郎はBUSHIをリングに投げ入れるとストンピング。さらにフライングメイヤーからギロチンドロップ、エルボ-ドロップ、倒れ込み式ヘッドバットとたたみかける。
スイッチしたEVILはBUSHIを場外に放り投げ、レフェリーの注意を引きつける。そのスキをつちて東郷がBUSHIを鉄柵に叩きつける。
東郷がリングに投げ入れたBUSHIを、EVILは執拗にカバーし、スタミナを奪いに出る。
次は裕二郎がBUSHIにアバランシュホールド。続いて裕二郎はBUSHIをロープに固定してフロントキックをヒット。さらに低空ドロップキックを放つも、かわしたBUSHIは延髄斬りで反撃。そして自軍コーナーに戻ろうとするが、裕二郎が捕獲。しかし、BUSHIはティヘラで裕二郎を投げ飛ばし、ようやく内藤にタッチ。
内藤はエルボーで相手コーナーのEVILを吹っ飛ばす。そして、場外の東郷の位置を確認してから、EVILにスライディングキック。裕二郎にはバックエルボーから低空ドロップキック、さらにコーナーミサイルをヒット。
だが、裕二郎は内藤の手にかみつくと、さらに転倒させて顔面に低空ドロップキック。スイッチしたEVILは内藤をセカンドロープに固定し、ストンピングで踏みつける。続いてロープワークの攻防となり、EVILが斜めの方向からラリアットをヒット。
EVILはSCORPION DEATHLOCKを狙うも、内藤はエルボーで脱出。さらにマンハッタンドロップから延髄斬りを決める。しかし、EVILはダークネスフォールズの体勢に。切り抜けた内藤はトルネードDDTを炸裂。
スイッチしたBUSHIはEVILにミサイルキック。そして、場外に落ちたEVILに対し、トペ・スイシーダをヒット。
BUSHIはEVILをリングに戻し、DDTをお見舞い。だが、カバーはEVILがカウント2でキックアウト。BUSHIはフィッシャーマンズスクリューを狙うも、こらえたEVILはBUSHIを後方に力任せに叩きつける。
続いてBULLET CLUBがBUSHIにトレイン攻撃。そして、EVILがフィッシャーマンズバスターで叩きつけてカバーするが、BUSHIはカウント2でキックアウト。
EVILは首切りポーズからEVILを狙うが、これは内藤がカット。裕二郎がリングに入ると、内藤はジャンピングエルボーアタック。だが、裕二郎はかわし、リバースDDTをお見舞い。
劣勢のBUSHIだったが、BULLET CLUBを二人まとめてブルドッキングヘッドロック&フロントキックでなぎ倒す。さらにBUSHIはEVILにフィッシャーマンズスクリュー
BUSHIはEVILを担ぎ上げるが、EVILは回避。しかし、BUSHIはスピンキックを食らわせてロープへ。しかし、EVILはカウンターのラリアット。続いてEVILはダークネスフォールズで叩きつけるも、これはBUSHIがカウント2でキックアウト。
ならばとEVILはSCORPION DEATHLOCKを決め、そのまま締め上げるとBUSHIはタップアウト。BULLET CLUBが勝利を収めた。
レック Presents G1 CLIMAX 30
- 日時
- 2020年10月18日(日) 13:00開場 15:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 放送
- 観衆
- 2,928人
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第5試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
東郷「オイ、内藤! 今月でレンタル期間、終わりだよ。そろそろEVILの腰にベルト返してもらおうか」
EVIL「オイ、リング上、見たまんまだよ。内藤、受けるか受けないかは、お前自身に委ねてやるよ。よし、行くぞ……(と言って東郷の肩を抱きながら控室へ)」
※裕二郎はノーコメント
内藤「(※フラフラとインタビュースペースにたどり着くと床に片膝をついて)EVILは、(※床に置かれたベルトに目をやり)この2本のベルト、もしくはどちらかのベルトに挑戦したいってことで、いいのかな。まぁ、口に出すことは自由だし、口に出さなきゃ、誰にも伝わらないんで、いいんじゃないですか。この『G1 CLIMAX』、俺に土をつけた選手に、俺とのタイトルマッチを主張する権利は、十分にあると思うんでね。いいと思いますよ。あとは、新日本次第なんじゃないの? 今夜、EVILには、菅林会長に電話して、お願いすることをオススメしますよ。もちろん、ダークネスな時間にね」
※BUSHIはノーコメント。