試合後、オカダは鬼気迫る表情で勝ち名乗りを受ける。もし、石井に負けた場合、優勝戦線から脱落していただけに快心の勝利をゲット。
石井はようやく目を覚まし、立ち上がろうとするも腰から崩れてしまう。オカダはその様子をジッと見つめる。
石井は退場路でも倒れるが、自力で立ち上がってバックステージへ。オカダはうなずきながらその姿を見送る。
オカダはマイクを握ると、マイクを「オカダ」のリズムで叩いて場内に手拍子を煽る。そして、以下のアピール。
■オカダのマイクアピール
「6勝目~!!(場内拍手)。秋ってさ、こんなに熱かったっけ?(場内拍手)。声は出せないですけども、『G1 CLIMAX』、楽しんでますか~!?(場内拍手)。
Aブロックはあと公式戦一つ。そして、優勝決定戦。秋が終わるのって、こんなに早かったっけ?(場内拍手)。秋は終わっても、まだまだ熱い新日本プロレスは続いていきます!(場内拍手)。声は出せないですけど、みなさんの応援、熱さっていうのは、レスラーにちゃんと伝わってますから。それをしっかりとこれから、こんな時代だけれど、プロレスでお返しして。そのためには俺が『G1 CLIMAX』覇者にならないといけないと思います! なので、次にみなさん、お会いするときは『G1 CLIMAX』覇者として! みなさん、お会いしましょう! 今日は本当にありがとうございました!」
そして、オカダは四方のコーナーに上って拍手に応えると、リングをあとにした。