新日本プロレスLA道場のコナーズが、ザ・リーガル・ツインズのローガンと闘う「LION’S BREAK:CROWN」準決勝戦。
試合開始直後、ローガンがヘッドロックを極めると、コナーズはヘッドシザースに切り返す。その後、コナーズが腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けるが、ローガンが体勢を入れ替えて脚を固める。
そこから両者が立ち上がり、コナーズがロープ際でクリーンブレイクせずにチョップを見舞う。これにローガンが怒り、エルボーと逆水平チョップで報復。だが、コナーズが横方向からショルダータックルを食らわせ、ローガンを吹き飛ばす。
これでコナーズがペースを掴み、串刺しタックル、逆水平チョップ、チンロック、スリーパーホールド、ブレーンバスターなどで攻め込む。
しかし、ローガンが串刺し攻撃をかわし、高速ジャーマンスープレックスホイップで逆転。さらに、串刺しエルボースマッシュ、プランチャ、スリングブレイドなどで追い討ちをかける。
それでもコナーズはローガンを捕まえ、逆エビ固めにいく。だが、ローガンがロープへ逃げ、飛びつきネックブリーカードロップを見舞う。
それでもコナーズはカウンターパワースラムで挽回し、ローガンの反撃をかわしてスピアーでなぎ倒す。そして、今度こそ逆エビ固めを極めると、即座にローガンがギブアップした。
コナーズ「タフな闘いだったな! どっちにしろ、みんなのお気に入りであるこの俺様が、トーナメント戦を勝ち切ると証明したぞ! このクラーク・コナーズ様は、問題なく必ず当たる賭けだ。このトーナメント戦が俺にとってどれだけ重要か教えてやろう。いまの期間中、俺はずっとLA道場のキャプテンをやっている。俺は、シバタ(柴田勝頼)サンに『LA道場に入門しないか』って声をかけられた最初の男だ。なのに、カール(・フレドリックス)はすでに自立した。アイツはリングで何でもやりたいことができる。ありのままの自分でいられるんだ。なのに、俺はまだ修業中だ。まだ成長中で、いろんなことを学んでいる。ま、それはいいけど。去年の9月にカールが『ヤングライオン杯』で優勝したとき、すぐに物事が大きく進んでいったよな。それが俺にも起こるんだ。だから、このトーナメント戦は俺にとって重要なんだ。対戦相手は全員、俺が食ってやる。アイツらに襲い掛かって、俺の住処まで引きずり込んで破壊してやる。俺は本物のライオンだからな。そして、俺はLA道場を出て一人前のレスラーになるんだ! またな」
リーガル「俺は頑張ったよ。いいか? このトーナメント戦に参戦するとき、クラーク・コナーズと闘って自分の強さを試したいと思っていたんだ。いろんな理由で、満足できない結果で終わっちゃったな。ムカつくよ。今日の試合には絶対に勝ちたかった。LION’S BREAK:CROWN優勝者として地元のカンザス(シティ)に凱旋したかった。今日は俺の日じゃなかった。また戻ってくるよ」