第3試合は鷹木信悟(3勝5敗)とNEVER無差別級王者の鈴木みのる(3勝5敗)が対峙。両者は8.29神宮球場大会でNEVER無差別級王座を賭けて激突し、そのときは鈴木がゴッチ式パイルドライバーでNEVER王座を奪取している。
共に公式戦は負け越しが決定しているが、バチバチのファイトを繰り広げるのは必至。鷹木が神宮のリベンジを果たすか? 鈴木が前王者を返り討ちにするのか?
鈴木はNEVERのベルトを携えて入場。
開始のゴング、両者はリングの中央でいきなり激しいエルボーの応酬。そして、鷹木はダブルチョップでひるませ、ロープにもたれかかる鈴木に突進。だが、鈴木はぶら下がり式腕ひしぎ逆十字で捕獲。
ここから鈴木は場外戦に持ち込み、鷹木を場外で鉄柵に叩きつける。続く場外でのエルボー合戦を制した鈴木は、鷹木を挑発するように張り手。鷹木も返していくが、鈴木は強烈なエルボー。鷹木はヘッドバットで応戦するが、鈴木は一本足頭突きで黙らせる。
鈴木は鷹木をリングに戻すと、胸板を蹴り上げていく。鷹木も逆水平チョップを返すが、鈴木はその腕を捕らえて蹴り上げる。さらに鈴木はロープを用いて、鷹木の右腕を締め上げる拷問攻撃。
続いて鈴木は串刺しフロントキック。さらにサッカーボールキックを繰り出すが、鷹木は受け止めて立ち上がる。だが、鈴木はフロントネックロックで捕獲。すると、鷹木は強引にブレーンバスターで叩きつける。
鷹木は串刺しのショートレンジラリアット。だが、鈴木もキックを返していく。しかし、鷹木は串刺しラリアットから龍魂ラリアット。さらに鷹木は鈴木の顔面を踏みつけ、ステップキックを連発。
立ち上がった鈴木は不敵な笑みと共にエルボー。だが、鷹木もエルボーで応戦。両者はエルボーで削り合い、鷹木は強烈な一発で鈴木をぐらつかせる。
鈴木は鷹木の右腕を蹴り上げ、さらにエルボーを連発。そしてロープに走るが、鷹木は追走ラリアット。だが鈴木も追走フロントキック。
鷹木はバックエルボーからナックル、そして龍魂ラリアットを放つも、これをかわした鈴木はスリーパー。続くゴッチ式パイルドライバーは鷹木が切り抜け、スライディングラリアットへ。だが、鈴木はかわし、もう一度スリーパーからゴッチ式パイルドライバーの体勢に。
しかし、鷹木は強引に抱え上げてデスバレーボムで叩きつける。鷹木は鈴木の右肩にエルボーを落とすと、スライディングラリアットを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
鷹木は「オイ! オイ!」と叫び、気合いを入れてからパンピングボンバーへ。だが、鈴木は突進してきたところを飛びつき腕ひしぎ逆十字で捕獲。さらに三角締めに移行。鷹木は強引に力で外すが、鈴木は鷹木の右腕にキックを連発。そして、顔面にもキック。
鷹木は無理やり鈴木を持ち上げるが、鈴木は脱出して脇固めへ。さらに鷹木の指まで曲げにいくが、鷹木はなんとかロープエスケープ。
鈴木は鷹木をスリーパーで捕らえ、ゴッチ式パイルドライバーを狙うも、切り抜けた鷹木は痛む右腕でショートレンジラリアット。さらにダブルチョップ、龍魂ラリアット。しかし、鈴木は倒れず左右の張り手のコンビネーション。鷹木が立ち向かうも、鈴木は張り手でダウンさせる。
続いて鈴木は一本足頭突きを見舞うが、鷹木もヘッドバットの連発で対抗。そしてロープワークの攻防から、鈴木がスリーパーで捕らえるが、鷹木は両肩に担ぎ上げる。
しかし、鈴木は着地し、そのまま鷹木の首を締め上げる。続いて打撃を狙うも、鷹木が一瞬のスキをついてナックル一閃。そして、鷹木は一気にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを炸裂し、難敵から3カウントを奪取。これで鷹木は4勝5敗、鈴木は3勝6敗に。
試合後、鷹木はダウンしている鈴木に近寄ると、鬼気迫る表情で語りかける。鈴木はリングを下りながら不敵な笑み。そして、NEVERのベルトを手にし、鷹木に見せつけるように退場。