第3試合はジュース・ロビンソン(3勝4敗)vsザック・セイバーJr.(4勝3敗)。両者は18年の『G1』公式戦で対峙し、そのときはザックが勝利。
ザックはIWGPタッグの腰をベルトにリングイン。
開始のゴング、ジュースは場内に手拍子を煽る。両者はロックアップで組み合うと、続いてリストの取り合いに。ジュースはリストを決めたままザックを倒す。
だが、ザックは巧みな動きでリストを取り返す。すると、ジュースも側転を見せながら、リストを捕獲。その後もジュースは執拗にザックの腕を締め上げる。
ザックはブリッジワークで切り抜けると、鋭いエルボースマッシュ。ここで両者は一旦距離を取る。ジュースは足踏みと手拍子で「ドンドン、パン!」のリズムを作る。
ロープワークの攻防ではジュースがショルダータックルでダウンを奪う。さらにジュースはカウンターのマンハッタンドロップから河津落とし。
だが、続くセントーンをかわしたザックは、腕ひしぎ逆十字で捕獲。すかさずジュースはロープエスケープ。するとザックはロープを用いて、ジュースを踏みつけてギロチン攻撃。
ザックはジュースの左腕をマットに固定すると、そこ目掛けてストンピング。さらにジュースの左腕を両足ではさんでツイスト。たまらずジュースは場外にエスケープ。
リングに戻ったジュースは、ナックルをお見舞い。そして、場内にアピールするが、ザックはスキをついてテイクダウンし、ジュースの左腕を締め上げ、さらに左腕にストンピングを叩き込む。
ザックはジュースの左腕を執拗にねじり上げ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。だが、かわしたジュースはセントーンをお見舞い。
ジュースはザックをボディスラムで叩きつけ、場内に手拍子で「ジュース」コールを煽る。そして、リズミカルにパンチを繰り出し、逆水平チョップ。さらにカウンターのスパインバスター。
続いてジュースは串刺しラリアット、そしてキャノンボールを狙う。
これはザックが切り抜けるも、すぐにジュースは逆水平チョップ。ここで「ドンドン、パン!」を煽ると、ザックをコーナー最上段に設置。そして、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、ザックは左腕を捕獲。しかし、ジュースはヘッドバットで切り抜ける、すると、ザックはエルボーアッパーでジュースをリングに落とす。
ザックはコーナーから飛びついてフロントネックロック。ジュースはブレーンバスターで持ち上げるが、ザックは空中で体勢を切り替えてスリーパー。さらに変型のアームロックへ。ジュースは倒れこみながらロープエスケープ。
ザックはジュースの左腕を踏みつける拷問攻撃。ザックはエルボーの連発からフロントキック。怒りのジュースはプリンスズスロウンを狙うも、ザックは切り抜けるとサッカーボールキックを二連発。
続く串刺し攻撃はジュースがかわすも、ザックはすかさずトルネードDDTからカバー。ジュースが跳ね返すと、すばやく腕ひしぎ逆十字で捕獲。そこから三角締めに移行する。
ジュースは力尽くで持ち上げようとするが、ザックは離さず、さらに締め上げる。ジュースは手拍子を煽り、意地でザックを持ち上げるとパワーボムのように叩きつける。だが、カバーはザックがカウント2でキックアウト。
ジュースは立ち上がるとキャノンボールをヒット。そして気合いを入れ、パルプフリクションを狙う。だが、回避したザックは変形のオクトパスホールド。しかし、ジュースは力ではねのけ、プリンスズスロウンをお見舞い。
ジュースはタンクトップを脱いで、「ジュース」コールを煽りナックル。しかし、ザックはかわすと、その左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。
だが、ジュースは右ストレートをヒット。そしてパルプフリクションを仕掛けるも、ザックは脱出し、前方回転エビ固めへ。そこから丸め込み合戦となり、最後はザックがヨーロピアンクラッチで3カウントを奪取。
これでジュースは3勝5敗で優勝戦線から完全に脱落。ザックは5勝3敗でBブロック勝ち抜けに希望を残した。