第3試合は飯伏(5勝2敗)vs高橋裕二郎(0勝7敗)の2004年デビュー対決。。両者は2013年の『G1』公式戦で対峙し、そのときは裕二郎が勝利。
現在、首位タイの飯伏としては、二連覇に向けて白星を重ねたいところ。いまだ白星のない裕二郎は、大きな爪痕を残したいが果たして?
開始のゴング、裕二郎が手四つの体勢を誘うも、飯伏はローキックで牽制。
続いてロックアップで組み合うと、飯伏がロープに押し込んでクリーンブレイク。すると、スキをついて裕二郎は飯伏を場外に投げる。だが、裕二郎がリングを下りると、飯伏はすぐにリングに戻る。
今度はロックアップから、裕二郎が飯伏の髪をつかんで場外に投棄。そして、裕二郎は鉄柵に叩きつけようとするが、逆に飯伏が投げつける。飯伏が追撃を狙うと、裕二郎はすばやくリングに戻る。
リング上、裕二郎は飯伏にエルボーを連発。だが、飯伏もドロップキックで反撃。裕二郎が場外にエスケープすると、飯伏はプランチャを狙う。しかし、裕二郎は飯伏の足を引っ張って場外戦に持ち込む。
裕二郎は飯伏に顔面かきむしりから、鉄柵にハンマースルー。さらに場外でリバースDDTを敢行し、不敵な笑みを浮かべる。
裕二郎は飯伏をリングに投げ入れるが、ダメージの深い飯伏は場外にエスケープ。裕二郎はもう一度飯伏を捕獲し、リングに強引に戻す。
裕二郎は飯伏にストンピングを連打。だが、飯伏もエルボーを連発。しかし、裕二郎はニーリフトからレッグドロップ、エルボードロップ、ヘッドドロップとたたみかける。
裕二郎は挑発するように張り手。そして、飯伏のエルボーを誘うも、ビクともせず、相手にニーリフトを叩き込む。裕二郎はフィッシャーマンズバスターの体勢に入るが、飯伏は耐え抜く。しかし、最後は裕二郎がブレーンバスターで叩きつける。
裕二郎は串刺しフロントキックから、ロープへ。しかし、飯伏はカウンターのレッグラリアットをヒット。
飯伏は打撃のコンビネーションからその場飛びムーンサルトプレスをお見舞い。だが、裕二郎はカウント2でキックアウト。
ならばと飯伏はミドルキックを連発。しかし、突進してきたところを、裕二郎はスタンガン。さらにフロントキックからのラリアットで豪快にダウンを奪い、カバーへ。飯伏はカウント2で跳ね返す。
裕二郎はマイアミシャインを狙うも、飯伏は脱出。そして、裕二郎の低空ドロップキックをジャンプでかわし、そのままフットスタンプ。裕二郎はノド元を押さえて苦悶の表情。
飯伏は場内の手拍子を煽ると、ソバットからシットダウン式パワーボムの体勢に。しかし、裕二郎は手に噛み付いて脱出。
ここからキックの読み合いを経て、裕二郎がマイアミシャインの体勢に。飯伏はエルボーで回避し、ハイキックをヒット。そして、もういちどシットダウン式パワーボムを狙うも、脱出した裕二郎は一気にインカレスラムを炸裂。
裕二郎は飯伏を捕らえると、コーナー最上段に設置。そして、雪崩式フィッシャーマンズバスターを敢行。続いてフィッシャーマンズバスターを決めてカバーするが、飯伏はなんとかカウント2でキックアウト。
ならばと裕二郎はピンプジュースを狙うが、飯伏は回避。すかさず裕二郎はラリアットを繰り出すが、飯伏はかわすと逆さ押さえ込みの体勢からカミゴェへ。だが、裕二郎も回避し、マイアミシャインで持ち上げる。
これを脱出した飯伏は、強烈なジャンピングニーをヒット。最後はカミゴェを食らわせ、3カウントを奪取した。飯伏はこれで6勝2敗、裕二郎は8連敗に。