レック Presents G1 CLIMAX 30

日時
2020年10月11日(日)   16:00開場 18:00開始
会場
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
放送
バナー
観衆
2,550人

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦

VS

  • (3勝4敗=6点)

  • (4勝3敗=8点)

境界線

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 第5試合は棚橋弘至(3勝3敗)vs後藤洋央紀(3勝3敗)。過去に『G1』優勝経験を持つ両者も、ここまでの星取りは3勝3敗の五分。この一戦で白星を先行させて、トップ争いに食い込みたいところだ。
 後藤はNEVER6人タッグのベルトを腰にリングイン。棚橋は入場するとガウンを脱いで肉体をアピール。

 開始のゴングと同時に場内は手拍子。組み合うと、棚橋はバックに回り、ここからリストの取り合いに。棚橋は足を刈ってテイクダウン。そして、レッグロックから、ヘッドロックに移行。
 そのまま立ち上がると、後藤が逆にヘッドロック。続くロープワークの攻防では後藤がショルダータックルでダウンを奪う。だが、スキをついて棚橋は丸め込み。
 これを後藤が返すと、棚橋は後藤の左ヒザを抱えて自身のヒザに打ち付けるニーブリーカー。さらに棚橋は後藤の左足にストンピング、エルボー、トーホールドと集中攻撃。
 棚橋が足をインディアンデスロックで固めると、後藤は下から張り手を見舞う。しかし、棚橋は締め上げ、後藤はたまらずロープエスケープ。
 棚橋はエルボーを連発するが、後藤は胸板への張り手を乱打。しかし、棚橋は後藤の左足に蹴りを見舞って動きを止め、串刺し攻撃へ。だが、かわした後藤はバックドロップ。
 後藤は痛む左足を押さえながら立ち上がると、串刺しラリアット、ブルドッキングヘッドロックとたたみかける。
 続いて後藤は牛殺しを狙うも、棚橋は脱出。そして、左足にドラゴンスクリューをお見舞い。棚橋は串刺し攻撃を狙うが、後藤はキックで迎撃。だが、その蹴り足を捕らえると、棚橋は再度ドラゴンスクリュー。さらにロープをはさんだドラゴンスクリューでダメージを蓄積させる。
 ここで棚橋はテキサスクローバーホールドを仕掛けようとするが、後藤は必死にロープに逃げる。すると棚橋は後藤の左足にストンピングを連発し、後藤を立ち上がらせる。
 そして、棚橋がロープに走ると、後藤は追走する。しかし、棚橋はヒザへの低空ドロップキックで後藤の動きを止める。続いてロープに走るが、後藤はカウンターの牛殺しを炸裂。しかし、後藤は自身のヒザを押さえて苦悶の表情。
 ここから両者はエルボー合戦に突入。棚橋は打撃のコンビネーション。後藤もローリングラリアットを繰り出すが、かわした棚橋は張り手。しかし、後藤もこれを回避し、ショートレンジラリアットで棚橋を叩きつける。
 後藤はGTRを狙うも、棚橋はドラゴンスリーパーに切り返す。だが、後藤も脱出し、ブレーンバスターで持ち上げる。しかし、棚橋は踏ん張ってこらえると、ツイスト&シャウトをお見舞い。
 棚橋はロープに走るが、後藤は追走して後頭部にラリアットをヒット。だが、棚橋もカウンターのスリングブレイドで反撃。
 続いて棚橋はドラゴンスープレックスを狙う。後藤が切り抜けると、棚橋はダルマ式ジャーマンの体勢に入るが、後藤は回避。すると、棚橋は強烈な張り手で動きを止め、コーナー最上段へ。
 しかし、後藤は棚橋を捕獲し、雪崩式ブレーンバスターの体勢に。棚橋はこらえるが、後藤は打撃からヘッドバット。そして、豪快な雪崩式牛殺しを炸裂。大ダメージの棚橋はのたうち回るが、後藤もヒザを押さえ、なかなか動けない。
 ようやく後藤はカバーに入るが、棚橋はなんとかカウント2でキックアウト。ならばと後藤は印を結んで気合いを入れると、棚橋の胸板に強烈なキック。そしてGTRを狙うが、棚橋も反撃。すると、後藤は裏GTRを炸裂。
 そして、再度GTRの体勢に入るも、棚橋はサムソンクラッチへ。だが、踏ん張った後藤は一気にGTRを決め、3カウントを奪取。後藤が逆転勝利を収め公式戦4勝3敗。棚橋は3勝4敗と黒星先行に。

 試合後、棚橋はセコンドの辻の肩を借りて退場。後藤はヒザを氷のうで冷やし、自力で花道を引き上げた。

COMMENT


  
後藤「(※足を引きずりながら引き揚げてくる)今まで散々、『奇跡を信じる』って言ってきたけどさ、今日のこの勝利は、奇跡でもなんでもない。実力だ。今日も俺は、生き残った。こうなりゃあと2戦、最高のフィナーレを見せてやるよ」
――土壇場、崖っぷちで踏みとどまって、栄冠を手にするというのは(後藤選手の)真骨頂なんじゃないですか?
後藤「まあ、真骨頂っていうか、今まで散々ね、崖っぷちを生き残ってきてるんだよ。生きてさえいれば、何とでもなる。何とでもなるってことを、今回証明してやるよ。勝とうが負けようが、俺の生きざまを、俺のすべてを、リングで見せればいいんですよ」
 
 


 
棚橋「(※『ああ……』とうめき声を上げながらコメントスペースにたどり着くや、崩れ落ちるようにフロアに両ヒザを着き、そのままうつ伏せに顔を埋める。大きく息を切らせながらもしばらく無言。右手でフロアの2度叩くと顔を上げるが、そのまま仰向けになって言葉を発する)まあ、この5年で、コンディションは1番よかった。でも、結果につながらなかった。返せると思ってた技が返せない……。受けきれると覚悟した技が、覚悟が足りない……。はあ、アジャストが必要なのかもしんないけど、それ苦手なんだよね。全部、ボリューム最大にしちゃうというか、全力でないと生きていけないからさあ! (※立ち上がりながら)大丈夫。最後まで全力……いつだってそうでしょ」

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