メイン(第6試合)は、棚橋弘至(3勝2敗)vsEVIL(3勝2敗)。両者の直近の対決となる昨年の『G1』公式戦では、棚橋が勝利。EVILがBULLET CLUB入りを果たしてからはシングル初遇となる両者は、どんな攻防を繰り広げるのか?
EVILは東郷を帯同して入場。
開始のゴング、EVILはロックアップで組み付くと見せかけてガットショット。そしてヘッドロックで捕らえるが、棚橋は切り返してフライングメイヤーからヘッドロックで捕獲。
EVILは棚橋をロープに振ろうとするも、棚橋はクラッチを離さない。しかし、EVILはうしろ髪をつかむ。棚橋もうしろ髪をつかんで反撃。さらにセカンドロープからのクロスボディを繰り出し、エアギターを披露。
棚橋は場内の手拍子を煽り、太陽ブローをお見舞い。しかし、EVILが棚橋をロープに投げると、すかさず東郷が場外に引きずり込み、鉄柵に叩きつける。
さらにEVILはリング下からイスを取り出し、棚橋に一撃。そして、一脚を棚橋の首にかけると、もう一脚をそこ目掛けてフルスイング。続いてEVILはセコンドの辻陽太を低空ブレーンバスターでイスに叩きつける暴挙。
EVILはリングに戻るとコーナークッションを外す。棚橋はカウント14でリングに生還。
EVILは低空ブレーンバスターから、棚橋の左足にストンピング、エルボー。さらにレッグロックで締め上げる。棚橋は必死にロープエスケープ。
EVILは「カモン!」と笑いながら挑発。棚橋はエルボーを連発するが、EVILは金具むき出しのコーナーにハンマースルー。背中を打ち付けた棚橋は跪いてしまう。
EVILは棚橋を捕らえるとブレーンバスターの体勢へ。しかし、棚橋はこらえてエルボー連発。だが、EVILは棚橋の足をレフェリーに預け、トラースキックを狙う。すると、棚橋はEVILの右足を持ち上げ、レフェリーには自分の足を下ろすように指示。そして、EVILにドラゴンスクリューをお見舞い。
棚橋はEVILにフライングフォアアームをヒット。そして、ボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップを食らわす。
勢いに乗る棚橋を、場外から東郷が妨害。続いてEVILが棚橋をトップロープ越しに場外に投げる。棚橋はロープをつかんで逆上がりでリングに戻るも、すかさずEVILがジャーマンを敢行。
続いてEVILはフィッシャーマンズバスター。さらにEVILはSCORPION DEATHLOCKを狙うが、棚橋は下からエルボーで解除。
棚橋はEVILの突進をかわしてダウンさせるとテキサスクローバーホールドの体勢に。しかし、EVILは棚橋の耳をつかんで回避。
ここでEVILは場外の東郷に向けて棚橋をハンマースルー。しかし、棚橋はその勢いで東郷にスライディングキックをお見舞い。
突進してきたEVILを、棚橋はエプロンからカウンターのショルダータックルで動きを止めると、ドラゴンスクリューを敢行。さらにダウンしたEVILに追撃のドラゴンスクリュー。そこからテキサスクローバーを決め、腰を落とすが、EVILはどうにかロープエスケープ。
スキをついてEVILはローブローを繰り出すが、棚橋は両手で阻止。そして強烈な張り手を食らわせる。だが、EVILは棚橋を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
棚橋はエルボーのコンビネーションからロープへ。ここから技の読み合いとなり、EVILが変則的な動きでラリアットをヒット。
EVILは「終わりだ!」と叫び、EVILの体勢に。棚橋は切り抜けるが、EVILはダークネスフォールズへ。しかし、棚橋はスリングブレイドで返す。
棚橋は気合いを入れるとハイフライフローを狙う。これを東郷が妨害しようとするも、辻が阻止。間髪入れず、棚橋はEVILにハイフライアタックをヒット。そこからテキサスクローバーで捕らえるが、EVILはロープに逃げようとする。棚橋が深く腰を落とすも、背後から東郷がスポイラーズチョーカーで棚橋の首を絞めて妨害。
だが、棚橋は力で切り抜け、東郷に張り手一閃。そこにEVILが突進してくるも、棚橋はツイスト&シャウト。さらにスリングブレイドを決めてカバーするが、EVILはカウント2でキックアウト。
すると棚橋はハイフライフローをEVILの背中に炸裂。そして、もう一度ハイフライフローを狙うも、東郷がイスを投げつける。棚橋はそのイスをキャッチし、レフェリーに手渡す。
そして、仕切り直しのハイフライフローを狙うが、東郷が足を引っ張り、棚橋は急所をターンバックルに打ち付けてしまう。
そのスキにEVILが立ち上がり、雪崩式ブレーンバスターを敢行。だが、カバーは棚橋がカウント2で意地のキックアウト。
するとEVILはダークネスフォールズを決めるが、棚橋はこれもカウント2で返す。ならばとEVILはEVILを決め、ついに3カウントを奪取。これで棚橋は3勝3敗、EVILは4勝2敗に。