第5試合はYOSHI-HASHI(1勝3敗)と内藤哲也(3勝1敗)が激突。両者は2018年の2.10大阪以来、2年8カ月ぶりに対峙。YOSHI-HASHIが初の内藤超えを狙う。
YOSHI-HASHIはNEVER6人タッグのベルトを腰にリングイン。内藤は二本のベルトを手に、白いガウン&スーツ姿で花道を進む。
内藤はコスチュームを脱ぎながら途中で一度手を止め、ニヤリと笑みを見せる。
開始のゴング、両者はロックアップで組み合うと、続いてリストの取り合いへ。内藤はグラウンドに持ち込むが、YOSHI-HASHIは腕ひしぎ逆十字を狙う。
内藤は切り抜け、ヘッドシザースで捕獲。しかし、YOSHI-HASHIは拳を内藤のモモに突き立てて抜け出す。
ここで両者は一旦離れ、内藤は寝転んで拳を突き上げるポーズで挑発。
今度はYOSHI-HASHIがヘッドロックで捕獲。内藤がハンマースルーを仕掛けるが、YOSHI-HASHIはショルダータックル。さらにティヘラで内藤を場外に落とすと、YOSHI-HASHIは内藤を挑発するように拳で胸を二度叩いてから右腕を突き上げる。
YOSHI-HASHIは場外の内藤に対してスライディングキックを繰り出すが、これは内藤がかわす。しかし、YOSHI-HASHIは背後から襲いかかり、逆水平チョップを連発。
YOSHI-HASHIは内藤をリングに戻すと、後頭部にエルボー。さらにコーナーを背負わせて逆水平チョップ。続く串刺し攻撃を切り抜けた内藤は、アームホイップ、マンハッタンドロップ、スウィンギングネックブリーカーとたたみかける。
内藤はストンピングを連発。さらに変形ネックブリーカーから両足でYOSHI-HASHIの肩関節を締め上げる。YOSHI-HASHIは足でロープエスケープ。
内藤はバックエルボーから後頭部に低空ドロップキック。さらに変形ネックロックを決めるが、YOSHI-HASHIは脱出してエルボー。
すると内藤はフェイントからYOSHI-HASHIの頭をはたき、トルネードDDTへ。しかし、切り抜けたYOSHI-HASHIはヘッドバスター。
YOSHI-HASHIは気合いを入れると、打撃のラッシュ。さらに走り込んでの逆水平チョップからヘッドハンターをお見舞い。
YOSHI-HASHIは内藤をトップロープに腹ばいで固定すると、ドロップキックをヒット。内藤は場外に落ちてしまう。するとYOSHI-HASHIはトペ・コンヒーロを炸裂。
YOSHI-HASHIは内藤をリングに投げ入れ、トップコーナーから飛びついてのヘッドハンター。
続いてパワーボムを狙うも、内藤はこらえる。そしてエルボーでYOSHI-HASHIをひるませる。しかし、YOSHI-HASHIはスキをついてスピンキック。そしてパワーボムで持ち上げるも、内藤はフランケンシュタイナーで切り返す。
続いて内藤はコーナーミサイルを食らわせ、片膝をついて右腕を天に突き上げる。さらに内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、YOSHI-HASHIは回避し、ランニングしてのシットダウン式パワーボムをお見舞い。
ここでYOSHI-HASHIはバタフライロックへ。だが、内藤は切り抜けるとトルネードDDTを炸裂。
内藤はセカンドロープを利用しての変形ネックブリーカー。続いてグロリアを決めてカバーするが、YOSHI-HASHIはカウント2でキックアウト。
すると内藤はデスティーノの体勢へ。これはYOSHI-HASHIが返し、体勢を直して突進するも、内藤はスパインバスター。
内藤はもう一度デスティーノを狙うも、YOSHI-HASHIはショートレンジラリアットで切り返す。
ここから両者はエルボー合戦に突入。競り勝った内藤は、さらに張り手を炸裂。しかし、YOSHI-HASHIも逆水平チョップ、トラースキックを返し、続いてショルダーバスターからバタフライロックへ。
内藤がロープに逃げようとすると、YOSHI-HASHIはスリーパーに切り替える。そして、バッククラッカーを決めてから、またもバタフライロック。さらにアームロックも同時に決め、内藤を追い込んでいく。だが、内藤はなんとかロープエスケープ。
ならばとYOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIの体勢に。しかし、内藤は回避し、腕をつかんでのバックエルボーを連発。
しかし、YOSHI-HASHIはかわしてヘッドバット。そして、張り手をはさんで投げっぱなしのドラゴンスープレックスを炸裂。
YOSHI-HASHIは気合いを入れるとカチ上げ式ラリアット。しかし、カバーは内藤がカウント2でキックアウト。
YOSHI-HASHIはもう一度KUMAGOROSHIにいくも、内藤はカウンターのデスティーノ。そして、正調のデスティーノを仕掛けるが、YOSHI-HASHIはこらえ、そのままKUMAGOROSHIで突き刺す。しかし、カバーはカウント3寸前で内藤が跳ね返す。
YOSHI-HASHIはフルネルソンからカルマの体勢に。内藤が回避するも、YOSHI-HASHIはトラースキック。そして、もう一度カルマで抱え上げるが、脱出した内藤は延髄斬り。
続いて内藤は浴びせ蹴りからバレンティアを決め、カバーに入るがYOSHI-HASHIはカウント2でキックアウト。ならばと内藤は完璧なデスティーノを決め、粘るYOSHI-HASHIから3カウントを奪取。
これで内藤は4勝1敗、YOSHI-HASHIは1勝4敗に。
試合後、内藤はYOSHI-HASHIの介抱をするセコンドの上村を足蹴にすると、YOSHI-HASHIを踏み潰して右上を天に向かって突き上げる。
YOSHI-HASHIは内藤の足をつかむが、内藤はそれを蹴り払い、二本のベルトを手に退場。