第4試合はオカダ・カズチカ(2勝2敗)と、NEVER無差別級王者の鈴木みのる(3勝1敗)が激突。直近の対決は昨年の8.31ロンドンでのIWGPヘビー級王座戦。そのときは王者オカダが勝利を収めている。
開始のゴング、両者は手四つで組み合おうとするが、一旦距離を取る。続いてオカダがスキをついてバックに回るが、鈴木はすぐにリストを奪う。そのまま鈴木はグラウンドに持ち込んでアームロックからカバー。オカダがカウント2で返すと、鈴木は立ち上がって不敵な笑みで見下ろす。
続いてオカダは低空タックルで鈴木を倒し、左足をトーホールドで捕らえる。さらに左ヒザにエルボーを落とすが、鈴木はすばやくフェイスロックへ。しかし、オカダは切り抜けてレッグロック。
だが、鈴木も回避して変形のキャメルクラッチ、さらにフェイスロックへ。そこからオカダの左腕と手首を固めるが、オカダはロープエスケープ。
鈴木はクリーンブレイクとみせかけてストンピング。するとオカダが怒りの表情で立ち上がり、エルボーの応酬に突入。
競り勝った鈴木は、さらに強烈なエルボー。続く串刺し攻撃をかわしたオカダは、逆に串刺しエルボーをくりだすが、これを鈴木は回避し、ぶらさがり式の腕ひしぎ逆十字。
ここから場外戦になだれ込み、鈴木はオカダを鉄柵に叩きつける。さらに鉄柵を用いて腕関節に拷問攻撃を見舞う。続いて鈴木はオカダの右腕にキックの連発から、エルボーを落とし、先にリングに戻る。オカダはカウント11でリングに生還。
両者はエルボー合戦を展開。鈴木はスキをついてオカダの右腕を捕らえ、キックをお見舞い。さらに胸板にサッカーボールキックを食らわせ、アームロックへ。オカダが逃げようとすると、鈴木は同時に右足も捕獲。そして、アームロックで一気に締め上げるが、オカダは必死にロープエスケープ。
鈴木はオカダに串刺し攻撃。だが、オカダはキックで迎撃し、スウィンギングネックブリーカーをお見舞い。しかし、鈴木もエルボーで反撃。すると、オカダは雄叫びと共にエルボー。
鈴木は不敵な笑みからエルボー。だが、オカダも必死にエルボーを打ち返す。激しいエルボーの応酬は、鈴木が競り勝ち、オカダはひざまずく。
続くロープワークの攻防から鈴木はスリーパー。そしてゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、オカダはこらえるとリバースネックブリーカーをお見舞い。
ここからまた両者はエルボー合戦を繰り広げる。鈴木はうしろに手を組んで、オカダを挑発。すると、オカダはエルボーでひるませるが、鈴木も打撃のコンビネーションで応戦。すると、オカダはドロップキックで反撃。
続くツームストンパイルドライバーを切り抜けた鈴木は一本足頭突き。だが、オカダは意地でツームストンパイルドライバーを決め、一気にマネークリップへ。しかし、スキをついて鈴木は脱出し、腕ひしぎ逆十字で捕獲。これはオカダがロープエスケープ。
鈴木は高笑いから、オカダの右腕にキックを連発。オカダは意地のエルボーを見舞い、逆さ押さえ込みからショートレンジラリアットを狙うも、その腕を鈴木はキックで打ち落とす。それでもオカダはショートレンジラリアットを決める。
オカダは右腕の痛みをこらえつつショートレンジラリアットを繰り出すが、かわした鈴木は胴締めスリーパーへ。するとオカダは一本背負いからマネークリップ。しかし、鈴木は切り抜けてスリーパー。そしてゴッチ式パイルドライバーを狙うが、オカダは脚力でショルダースルー。そのままオカダは座り込むように鈴木を押さえ込んで、技アリの3カウントを奪取。これで両者ともに3勝2敗に。
鈴木は本部席を蹴り倒し、さらに鉄柵を投げ捨て怒りをまき散らしながら退場。