第3試合はジェフ・コブ(1勝1敗)と鈴木みのる(1勝1敗)のシングル初対決。共に1勝1敗、ここは勝ち越しに持ち込んで、リーグ戦中盤に臨みたいところ。
開始のゴング、コブが足を取るに行くが、鈴木は距離を取る。続いて鈴木はコブをグラウンドに誘いこみ、腕ひしぎ逆十字を狙う。切り抜けたコブは横四方の体勢からアームロックへ。そこからスリーパーで鈴木を捕らえる。
しかし、鈴木は脱出してアームロックで絞り上げる。コブは抜け出すも、鈴木がアンクルホールドを決めると、ロープへ逃げる。
続いてコブは鈴木をコーナーに追い詰め、離れ際に胸板に張り手。そして、串刺しエルボーを繰り出すが、鈴木は脱出すると、ぶら下がり式の腕ひしぎ逆十字へ。
ここから鈴木は場外戦に持ち込み、コブを鉄柵に二度にわたって叩きつける。さらにフェイスロック、ヒザ蹴り、胸板へのキック、エルボーでコブにダメージを蓄積させる。
コブもエルボーを返すが、鈴木は強烈なエルボーでダウンを奪い、先にリングへ戻る。コブはカウント16でリングに生還。
鈴木はエルボーの連発から、串刺しフロントキック。さらにコブの胸板にサッカーボールキックを叩き込み、場内に手拍子を煽る。
鈴木はフロントキックを繰り出すが、かわしたコブはショルダータックルで二連続ダウンを奪う。さらに肩に担ぎ上げ、そのままコーナーに叩きつける荒技。追撃の串刺しエルボーから、コブはランニングしてのバックドロップを炸裂する。
負けじと鈴木はエルボーの連打で反撃し、「オイ、クソデブ!」と挑発。ここからエルボー合戦に突入し、鈴木の強烈な一撃でコブは両ヒザをつく。そして鈴木はロープに走るが、コブはカウンターのドロップキックをヒット。
今度はコブがロープに走るも、鈴木は追走してスリーパー。すかさずゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、切り抜けたコブはラリアット。
続いてコブはロコモーション式のサイドスープレックスを連発。だが、三発目は鈴木が腕を捕らえて逃れる。しかし、コブは強引に担ぎ上げ、アバランシュホールド。さらにその場飛びムーンサルトプレスを決めるも、鈴木はカウント2でキックアウト。
勢いに乗るコブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うも、鈴木はうまく転がって回避し、スリーパーで捕獲。そして一気にゴッチ式パイルドライバーをグサリ。コブから3カウントを奪取し、星取りを2勝1敗とした。一方のコブは1勝2敗に。