「FIGHTING SPIRIT UNLEASHED」と冠された『NJPW STRONG』エピソード5。

　オープニングマッチには、かつてWWEでダレン・ヤングとして活躍していたフレッド・ロッサ―が初登場。

　ゼイン対DKCで試合が始まり、ゼインがヘッドロックからショルダータックル。そして、ヘッドシザースホイップで投げるが、DKCも負けずに同じ技を返す。
　ここでロッサ―が登場し、コナーズと対決。ヘッドロックからサイドネックロックへ移行すると、コナーズも負けずにヘッドロックで対抗。
　続いてコナーズがショルダータックルを2連発で浴びせるが、ロッサ―が受け止め、反対にタックルでなぎ倒す。だが、コナーズもすぐにタックルを返し、逆水平チョップを撃ち込む。
　ところが、ロッサ―がハンマースルーを切り返してコナーズを持ち上げ、首をトップロープへ打ちつける。そして、ボディスラムからギロチンドロップを投下。
　これでコナーズの動きが止まり、ロッサ―のボディスラムからゼインがトップロープ越えのセントーンアトミコをお見舞い。さらにゼインが、変型フェースバスターで叩きつける。
　その後、コナーズがゼインのファイヤーバードダブルニーを回避し、脱出に成功。スイッチしたDKCが、ランニングラリアット2連発、ドロップキック、コーナー2段目からの飛びつきネックブリーカードロップと畳み掛ける。
　だが、ゼインはなんとかDKCを自軍コーナーへ押し込み、ロッサ―とタッチ。そして、2人は合体ブレーンバスターでDKCを投げ捨てる。
　そこへコナーズが入るも、ゼインが場外へ落とし、変型ラ・ケブラーダをお見舞い。すると、DKCが打撃コンビネーションからロープへ走るが、ロッサ―がカウンターでファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターを炸裂させ、3カウントを奪った。

ロッサ―「何かあるか？ お前はもうここの常連だろ？」
ゼイン「殴り合いたかったんだろうけど、このマッスルマンが俺と一緒だったからできなかったな。1対1でもできるわけないだろ？ できっこないな。俺にはロッサ―がいるからな。1対1でなんか闘えるわけない」
ロッサー「いま、世界がクレイジーなことになっているけど、この“Mr. No Days Off”のロッサ―様は、まだまだ闘い続ける。俺はここで闘えるチャンスを軽く見るようなマネはしない。俺が誰だか知らなかったかもしれないが、いまはもうわかるだろ。いま、ここが俺のいる場所だ。俺の中で、まだエネルギーが沢山あり余っているよ。これからも“Mr. No Days Off”は休むことなく闘い続ける。ゴータイムやショータイムじゃないぞ。いまはまだプライムタイムだ！」

DKC「俺たちはめちゃくちゃハードに闘ったよ。アイツは俺を捕まえて、2人でやってきて、2人で俺を攻撃した。でも大丈夫だ。俺自身、自分がどれだけハードに闘わなきゃいけないかわかっている。これからもDKCはガッツと、頭脳と、情熱と、すべてをこれに注ぐんだ。俺はまたここに戻ってくる！ ヤングライオンは、いつも通り強くなって戻ってくるんだ。俺のせいだ。次は勝つ」
コナーズ「その空手チョップをもっと上達させなきゃな。でも現実は、フレッド・ロッサ―が新たに参戦したな。プライムタイムへようこそ！ これがニュージャパンの闘いだ。お前は、こいつを倒せたかもしれない。でも今度は、俺に真正面からかかって来い！」