BULLET CLUBのジェイが約半年ぶりに復活。オーエンズと組み、キング＆ゴードンと対決するタッグマッチ。

　ゴードン対オーエンズで試合開始のゴングが鳴るが、すぐにジェイが背後からゴードンを急襲。そして、自分が試合権利を得ると、ストンピング連射、踏みつけ攻撃、ブレーンバスター、腰を狙ったエルボーなどで攻め立てる。
　するとゴードンは、後方回転エビ固めの要領でジェイを押さえ込み、自らエプロンへ飛び出してカウンタータックル。さらに、そこからサードロープとジェイの股下をくぐって意表を突き、頭部に膝蹴りを食らわせる。
　続いてゴードンはセカンドロープへ飛び乗るが、控えのオーエンズが妨害。すかさずジェイが背後から襲いかかり、ゴードンの両脚をセカンドロープにかけてネックブリーカードロップを見舞う。
　これでゴードンの動きが止まり、オーエンズが場外マット上でボディスラムを敢行。そして、ジェイとオーエンズが逆水平チョップ、オーエンズがヘッドロックパンチ、ジェイが顔面かきむしり、スリーパーホールド、カウンターバックエルボーなどで集中砲火を浴びせる。
　次にジェイは雪崩式攻撃を仕掛けるが、ゴードンが脱出してジェイを置き去りにする。そして、トップロープへ飛び乗り、無防備なジェイの頭部を撃ち抜いた。
　これでようやくキングが登場し、オーエンズとジェイにラリアット、エルボー、串刺しラリアットを食らわせる。そして、コーナーで2人を重ねて串刺しボディアタックを見舞うと、変型スクラップバスターでジェイに追い討ちをかけた。
　ゴードン対ジェイとなりゴードンが串刺しラリアット、キングが串刺しボディアタック。そして、ゴードンがトップロープ越えの串刺し低空ドロップキックに繋ぐ。しかし、ジェイはDDTで報復し、キングにもDDTをお見舞い。
　ここでオーエンズ＆ジェイがゴードンをトレイン攻撃の餌食にし、ジェイがブレードバスター、オーエンズが低空ランニングニーアタックで追撃。だが、ゴードンはオーエンズのラリアットをスウェーバックでかわし、そのままヘッドスプリングで立ち上がってトラースキックを見舞った。
　キング対オーエンズとなり、オーエンズが打撃コンビネーション、低空ランニングニーアタック。そして、パッケージドライバーの体勢に入るが、巨体を持ち上げることができない。
　するとオーエンズはラリアットを放つが、キングが受け止め、右手を持ったままショートレンジラリアットを浴びせる。その直後、ゴードンがセカンドロープからのジャンピングショルダータックルでジェイを排除し、キングがゴンゾボムでオーエンズを葬った。

ジェイ「5ヶ月ぶりに、リングに戻ってきたぞ！今、この世界はめちゃくちゃだが、それよりも信じられないのは、復帰戦で無名のヤツ、2人と試合させられたことだ！　その内の一人はただデカいだけの野郎だ！　それにもう一人のヤツときたら、この世界最強レスラーの俺と張り合ってる気でいる。俺はLAST ROCK N’ ROLLA！ KING SWITCHだぞ！ フリップ・ゴードンは俺と互角に闘って、自分が勝てると勘違いしてる野郎だ。あまりにステイホーム期間が長くて 俺も少しソフトになっちまったのかもしれないが、俺とシングルでやりたいか、フリップ？　お前に本物のトップの実力を味わせてやってもいいぞ？　お前ごときでも相手にしてやるくらい、俺には優しさがあるからな。シングルでやりたいんだろ？させてやるよ。後から後悔して、手遅れになってもいいんだな。感謝してくれよな」
※チェーズはノーコメント

ゴードン「ジェイ 何だあれは？　ヒクレオを使って背後から攻撃だと？」
ブロディ「ジェイ・ホワイト…。バレットクラブの勢力2人も完全に俺たちに追いつめられてたな」
ゴードン「で、勝ったのは？」
ブロディ「俺たちだ！　だがあいつらときたら 俺よりもデカいヒクレオを仕込んでやがった。……ヒクレオ、戦争の幕開けだ、覚悟しておけよ？」
ゴードン「ジェイよ、そうやって腰抜けみたいに逃げ回ってろよ。でも俺はどこまでも追ってやる」