かつてIWGPタッグ王座をめぐって抗争していたフィンレーとタマが、アメリカ版『NJC』で激突。フィンレーはジュース・ロビンソンと組み、今年の1.4東京ドームでタマ&タンガ・ロアを下して同王座を獲得。だが、2.1アトランタのリターンマッチで敗れ、王座を明け渡している。
ゴング直後、ロックアップからフィンレーがヘッドロック。それをタマがヘッドシザースに切り返すが、フィンレーがさらに切り返し、再びヘッドロックを極める。
その後、フィンレーがコーナーを利用してフェイントをかけ、カウンタージャンピングショルダータックルでタマを吹き飛ばす。そして、ブレーンバスターで追撃するも、タマがドロップダウン&リープフロッグで翻弄し、カウンタードロップキックで逆転。
さらにタマは、フィンレーの頭部へパンチを連射し、胸板にハンマーブローを連発。そして、フィンレーの右脚を脇に抱え、DDTのようにマットへ叩きつける。
タマのペースは続き、ボディブロー、ヘッドバット、踏みつけ攻撃、ブレーンバスター、ボディブロー、ダブルスレッジハンマー、ロープを悪用したチョーク攻撃などでやりたい放題。
だが、フィンレーはカウンターバックエルボーでタマを倒し、即座にセントーンを投下。その後、エプロンへ送り込まれるが、そこからタマにエルボーとタックルを浴びせ、ジャンピングリングインからバックドロップで叩きつける。
するとタマは、トンガンツイストで逆転に成功し、ゴーストフェースで追撃。そして、ガンスタンの体勢に入るが、フィンレーが後方回転エビ固めに切り返す。
それでもタマはガンスタンにいくが、ここもフィンレーが回避し、ブレーンバスター式ネックブリーカーで叩きつける。そして、ACID DROPを仕掛けるが、タマが身を守る。
しかし、フィンレーはタマの突進をかわしてニュートラルコーナーへ激突させ、間髪入れずにPrima Noctaをお見舞い。そして、今度こそACID DROPを炸裂させ、タマを轟沈。アトランタで3カウントを獲られた雪辱を果たし、決勝戦へ駒を進めた。
LEC Presents NEW JAPAN CUP 2020 in THE USA
- 日時
- 2020年8月15日(土) 開場 11:00開始
- 会場
- 非公開
- 放送
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第3試合 時間無制限1本勝負
NEW JAPAN CUP 2020 USA 準決勝※フィンレーがトーナメント決勝戦へ進出
MATCH REPORT
COMMENT
フィンレー「タマ・トンガ……。本当にタフな野郎だ!そこは否定できない。俺たちの間には長い歴史がある。かつて父親たちが闘ったように、俺たち息子同士も競い合ってる。俺が長い間言い続けてきたことは、嘘じゃなかったな。
タマ・トンガ、タンガ・ロアは真っ向勝負じゃ俺に勝てない。ここには邪道もロアも邪魔する奴は一人もいない。今夜1対1の勝負で俺があいつを下した!このまま優勝してUS王座を奪ってやる!」
※タマはノーコメント