優勝候補の一角であるBULLET CLUBのタマがメインイベントに登場。200cmの巨体を誇るキングと闘う「NEW JAPAN CUP 2020 in the USA」1回戦。
序盤、キングがロックアップの体勢からタマをロープまで押し込み、クリーンブレイク。ところが、タマがいきなりエルボーを見舞って不意打ちし、ボディブロー連打、ショートレンジドロップキック、串刺しジャンピングボディアタックと畳み掛ける。
するとキングは、カウンターでタマをリフトアップし、足元へ叩きつける。そして、すぐさまセントーンを投下。これでタマがフラフラになると、エルボー&逆水平チョップ連打、エルボー連打、カウンターダブルチョップで追い討ちをかける。
さらにキングは、タマの頭部に肘を突き刺し、ハンマブローを連発。そして、ボディスラム、ジャンピングボディプレスへ繋ぐ。だが、タマがチンクラッシャーで逆転し、リバースガンスタンで追撃。
ここからタマのペースとなり、エルボー連打、ボディブロー連打、ストンピング、踏みつけ攻撃。そして、顔面ウォッシュを敢行してキングの表情を曇らせる。
しかしキングは、串刺しジャンピングボディアタックを受け止め、そのままタマを後方へ投げ捨てる。そして、串刺しラリアット、ショートレンジラリアットで追撃。
続いてキングはパワーボムの体勢に入るが、タマがジャンピングエルボーを見舞い、ヴェレノで突き刺す。だが、キングは次のガンスタンを抵抗し、ジャーマンスープレックスホイップで挽回。そして、ランニングラリアットでタマを吹き飛ばす。
しかし、タマが一瞬の隙を突いてトンガンツイストで逆襲し、今度こそガンスタンを炸裂させて3カウントを奪った。
LEC Presents NEW JAPAN CUP 2020 in THE USA
- 日時
- 2020年8月8日(土) 開場 11:00開始
- 会場
- 非公開
- 放送
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第4試合 時間無制限1本勝負
NEW JAPAN CUP 2020 in the USA 1回戦-
ブロディ・キング
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タマ・トンガ
※タマがトーナメント準決勝戦へ進出 -
MATCH REPORT
COMMENT
タマ「俺はやっぱりプロレスを愛してる。プロレスができなくて辛かった。何ヶ月もリングから離れてた。でも仕方ねえ。一発目の相手にしてはえらいキツいな。あいつは今プロレス界で急速に存在感を増してるジャイアント、ブロディ・キングだ。お前とはMSGでもやったよな、覚えてるか? 俺は今も鮮明に覚えてるぞ、お前らファンもそうだろう。強くなったじゃねーか。だが今日勝利の女神は俺に微笑んだ。一回戦突破だ。次の相手は誰だ? 待たせたな、タマ・トンガの帰還だ」
ブロディ「もう一歩だった……。あともう一歩で新日本のトップの一人から俺が勝ってた
タマ・トンガ……。あいつの一発一発は石のように重い。でもここで諦めてなんかいられない。ブロディ・キングが新日本リングに戻ってきた。これからもっと俺の活躍を見せてやろう」