第3試合はオカダ・カズチカ&矢野通&SHOvs鈴木みのる&エル・デスペラード&DOUKI。オカダ組は前日の第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント一回戦で高橋裕二郎&邪道&外道組を下し、8.8後楽園の準決勝(vs鷹木信悟&SANADA&BUSHI)進出が決定。
一方の鈴木組は同一回戦で鷹木組に敗北を喫している。その試合後、鈴木は鷹木の保持するNEVERのシングルのベルトへの挑戦をアピール。新たな火種が生まれている。
先発は矢野とデスペラード。デスペラードは握手の手を差し伸べるが、矢野は「ちゃんとやるのか? 信じられねえよ!」と叫ぶ。
そして、矢野は浅見レフェリーにデスペラードと握手するよう差し向け、そのスキにコーナークッションを外す。すると、デスペラードは矢野に襲いかかり、ハンマースルーを仕掛けるが、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして、エプロンの鈴木を牽制して、すばやく距離を取る。
デスペラードはキックで矢野の動きを止め、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。だが、矢野は激突寸前で回避する。しかし、結局はデスペラードが金具むき出しのコーナーに矢野を叩きつけ、これを合図に鈴木軍は場外戦に持ち込む。
戦場がリングに戻ると、DOUKIが鉄パイプを用いて矢野にチョーク。そして、同時に鈴木が矢野にアキレス腱固めを決める。
DOUKIは矢野の背中に低空ドロップキック。スイッチした鈴木はエルボーで矢野をダウンさせる。さらに矢野を立ち上がらせ、打撃を乱打。劣勢の矢野は金具むき出しのコーナーに鈴木をハンマースルー。鈴木は切り抜けるも、矢野はマンハッタンドロップをお見舞い。
スイッチしたオカダは鈴木にランニングエルボー。さらに串刺しエルボーからDDT。続いてツームストンパイルドライバーを狙うも、鈴木はヘッドバットで回避。
鈴木はオカダに串刺しフロントキックからサッカーボールキック。ここから両者はエルボー合戦に突入。そして、ロープワークの攻防から鈴木がスリーパー。そこからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るも、オカダは切り抜けてリバースネックブリーカー。
次はSHOとDOUKIのマッチアップ。エルボーの応酬から、DOUKIが顔面かきむしり。しかし、SHOはショルダータックルでダウンを奪い、ブレーンバスターの体勢へ。これはDOUKIが切り抜け、延髄斬りをヒット。そして、ラリアットを放つが、かわしたSHOはスピアー。
SHOは打撃のコンビネーションを決め、ジャーマンの体勢に。だが、DOUKIはうまく切り抜けるとイタリアンストレッチNo.32で絞めあげる。しかし、これは矢野がカット。
矢野はDOUKIの髪ととデスペラードのマスクのヒラヒラをつかんで、無理やりダウンさせる。だが、鈴木が矢野にフロントキック。すると、オカダが鈴木にドロップキックを炸裂。
勝負を託されたSHOは、DOUKIにラリアット。そしてバッククラッカーから腕ひしぎ逆十字につなぐと、DOUKIはたまらずタップアウト、CHAOSが勝利を収めた。