第86代IWGP Jr.王者のヒロムが、2度目の防衛戦でBULLET CLUBの石森と対決。
試合開始早々から両者がエルボーを打ち合い、ロープワークで交錯。そして、石森がラ・ミスティカ式アームブリーカーを繰り出すと、ヒロムは左肩を押さえて場外へエスケープ。だが、石森がコーナー2段目からムーンサルトアタックを食らわせる。
さらに石森は、ファイヤーバードスプラッシュをヒロムの腕にお見舞い。そして、Yes Lockを極めるが、ヒロムはすぐに場外へ逃れる。
ここから石森がヒロムの肩に集中砲火を浴びせ、試合の主導権を握る。するとヒロムは石森を場外へ誘って素早くリングへ戻り、トップロープ越えのカナディアンデストロイヤーを敢行。ところが、石森がこらえてバク宙で着地し、ヒロムの肩を鉄柱へ叩きつける。
それでもヒロムは、ヘッドシザースホイップで挽回し、串刺しラリアット、低空ドロップキックで追撃。これで石森が場外へ落ちると、エプロンからミサイルキックを食らわせる。
リングへ戻ったヒロムは、ファルコンアローから串刺しラリアットを見舞うが、石森が追走式ドロップキックで逆襲。するとヒロムはフロントスープレックスを繰り出すが、石森が自らジャンプしてコーナーへの激突を回避。それでもヒロムに担がれると、リバースフランケンシュタイナーで叩きつける。
そこから石森はさらに突っ込んでいくが、ヒロムがカウンターフロントスープレックスで投げ捨て、今度こそコーナーへ激突させる。そして、ダイナマイトプランジャーからフォールするも、カウントは2。
その後、ヒロムは追走式ラリアットを見舞うが、石森がすぐにジャーマンスープレックスホイップで挽回。しかし、ヒロムが立ち上がって同じ技を返し、カウンターラリアットで吹き飛ばす。
次にヒロムは、ビクトリーロイヤルで石森に追い討ちし、カサドーラ式コンプリートショットへ繋ぐ。だが、石森がサイファーウタキで巻き返し、ラ・ミスティカ式Yes Lockで逆転に成功。
その後、ヒロムがヘッドシザースの体勢に入るが、石森が受け止め、パワーボムホイップで赤コーナーへ叩きつける。そして、その場飛びジャンピングニーアタックで追い討ちすると、ヒロムも負けずにトラースキックをお見舞い。だが、石森がカウンターラリアットでなぎ倒す。
それでもヒロムはデスバレーボムで石森をコーナーへ叩きつけ、TIME BOMBからフォールするも、カウントは2。するとヒロムはTIME BOMB IIを仕掛けるが、石森が脱出し、リバースブラディクロスで逆転。
続いて石森がYes Lockを極めると、ヒロムは必死にロープへ近づく。ところが、石森がポジションを入れ替え、Bone Lock(変型Yes Lock)でさらに絞り上げる。これでついにヒロムがギブアップし、石森が新チャンピオンとなった。