第6試合はNEVER無差別級王者の鷹木信悟が、エル・デスペラードを相手に三度目の防衛戦。鷹木は7.12大阪城でSHOを相手にNEVER王座を防衛。その退場時、かねてよりNEVER王座に興味を示していたデスペラードが急襲し、鷹木からベルトを強奪した。7.20後楽園の前哨戦(鷹木&SANADAvsデスペラード&DOUKI)で、デスペラードはベルトを持って入場。試合は鷹木がDOUKIを沈め、奪われたベルトを手にするも、またもデスペラードが襲いかかり強奪。遺恨深まる両者が、ついに一騎打ちを迎える。
デスペラードは挑戦者であるにも関わらず、ベルトを携えて入場。そして、リングで高々と抱え上げる。鷹木は怒りを示すと、リングサイドでコスチュームを脱いでリングイン。すると、デスペラードは場外に回避。そして、レフェリーに指示し、鷹木をコーナーまで下げてからリングに戻る。
デスペラードはゴングを待たず、ベルトで殴りかかるが、鷹木はかわすと後頭部にショートレンジラリアット。さらにデスペラードにショルダータックル、ブレーンバスターをお見舞い。
続いて鷹木はパンチと逆水平チョップの連発。腰を落としたデスペラードに対し、鷹木はストンピング。たまらずデスペラードは場外にエスケープするも、鷹木は追いかけて捕らえ、鉄柵に叩きつける。
「こんなんじゃ気が済まねえんだよ!」と鷹木は口にし、もう一度デスペラードを鉄柵へ。しかし、三度目は逆にデスペラードが投げつける。さらにスキをついて鷹木を鉄柱に衝突させると、続いて相手の左ヒザを鉄柵に固定し、イスを振り下ろす非情の攻撃。
デスペラードは鷹木をリングに戻すと、後頭部を踏みつける。怒りの鷹木はエルボー。さらにパンチから逆水平チョップ。しかし、デスペラードは左ヒザへのキックで動きを止め、ニークラッシャー。さらに左ヒザをロープを用いて締め上げていく。
鷹木の蹴り足を捕らえたデスペラードは、逆回転のドラゴンスクリュー、インディアンデスロックと徹底的にヒザを攻め立てる。
続いてデスペラードはブレーンバスターを狙う。これは鷹木が逆に持ち上げるも、デスペラードは着地してヒザにキック。しかし、鷹木はナックルを叩き込んでからショートレンジラリアット。
鷹木は「何倍も仕返ししてやるからな!」と叫び、ハンマースルーを狙う。これをデスペラードがロープをつかんでこらえると、鷹木は相手の両足を抱えてドラゴンスクリュー。
続く鷹木のスライディングラリアットはデスペラードがかわし、左ヒザにキック。そして、足関節を狙うも、鷹木は脚力ではねかえす。
鷹木はデスペラードのスピアーを受け止めるが、デスペラードはスキをついてスパインバスター。そして、ヌメロ・ドスを狙うも、鷹木はロープエスケープ。
デスペラードは串刺しラリアット。だが、鷹木も追走式のラリアット。そして、熨斗紙の体勢に入るも、デスペラードは前方回転して切り抜け、ヌメロ・ドスへ。だが、鷹木は力ずくで振りほどく。
ならばとデスペラードはピンチェ・ロコを狙うが、鷹木はディフェンス。そして、熨斗紙を再度狙うも、デスペラードはこらえる。すると、鷹木はDDT。そして、スライディングラリアットを決め、今度こそ熨斗紙に成功。
たまらずデスペラードは場外にエスケープ。鷹木もリングを下りるが、デスペラードはロコ・モノ。そして、イスを手にする。レフェリーが阻止すると、デスペラードはイスをリングに投げて気をそらし、そのスキに本部席のベルトを手に取って鷹木に一撃。ダメージの深い鷹木は、カウント18でなんとかリングに生還。
デスペラードはスピアーを決め、一気にピンチェ・ロコへ。しかし、鷹木がこらえると、ギターラ・デ・ムエルタを炸裂。そしてヌメロ・ドスへ。
デスペラードは気合を入れ、もう一度ピンチェ・ロコ。鷹木は必死に回避するも、足の踏ん張りがきかない。デスペラードが挑発すると、鷹木は下からパンチ。しかし、デスペラードは左ヒザにニードロップ。
デスペラードは鷹木の顔面を蹴りつける。そして、ロープに走ると、鷹木はヘッドバット。ここから両者はエルボー合戦に突入。
鷹木はショートレンジラリアット。だが、デスペラードはヒザにキック。そして、ロープに走るも、鷹木はパンチで止め、メイドイン・ジャパン。
鷹木は気合を入れるとラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。だが、切り抜けたデスペラードはエル・エス・クレロ。これは鷹木はカウント2でキックアウト。
ここでデスペラードはレフェリーを鷹木に突き飛ばす。そして、スキをついて急所攻撃。だが、動きを読んだ鷹木は、これを食い止める。さらにデスペラードのロコ・モノを回避し、ナックルをヒット。そして、足の痛みをこらえ、パンピングボンバーを炸裂。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決め、カウント3を奪取。厳しい戦いを制し、三度目の防衛に成功した。
試合後、ベルトを取り戻した鷹木は勝利の雄叫び。そして、セコンドの肩を借りて退場。