第3試合は7.25愛知でNEVER無差別級王座戦で雌雄を決する王者の鷹木信悟と、挑戦者のエル・デスペラードが、それぞれSANADA、DOUKIとのタッグで前哨戦。
マスクを新調したデスペラードは、7.12大阪で鷹木から強奪したNEVERのベルトを携えて入場。
鷹木は花道でデスペラードを指差し怒りをあらわにする。するとデスペラードは、リング中央で鷹木のようにあぐらをかいて挑発。
ゴング前に鷹木はデスペラードに襲いかかると、馬乗りパンチからストンピング。さらにマスクに手をかける。
両者はエルボー合戦に突入。そして、デスペラードは顔面かきむしり。しかし、怒りの鷹木はデスペラードにコーナーを背負わせて打撃を連打。ここでDOUKIがカットに入るも、鷹木は蹴散らし、デスペラードにはボディスラム。
スイッチしたSANADAは、デスペラードに串刺し攻撃を狙う。デスペラードがキックで迎撃するも、SANADAはその蹴り足を捕らえてパラダイスロックへ。完成する前にデスペラードが切り抜けるも、SANADAはスワンダイブ攻撃を狙う。しかし、DOUKIが足を引っ張って妨害。ここから鈴木軍は場外戦に持ち込む。
デスペラードはパイプイスを鷹木の左ヒザに振り下ろす。DOUKIはSANADAを鉄柵に叩きつける。
リング上、DOUKIがSANADAにチョーク攻撃。続いて鈴木軍はSANADAにダブルのスパインバスターから、連携のセントーン。そして、デスペラードはSANADAの腹部を踏みつけていく。
次はDOUKIがSANADAにチョーク攻撃。さらにブレーンバスターを狙うが、SANADAが腰を落としてこらえる。そして、逆にブレーンバスターでDOUKIを投げ返す。
SANADAは自軍コーナーに戻ろうとするも、デスペラードが阻止。そして、SANADAに張り手を食らわせ、ロープに走るが、SANADAは低空ドロップキックをヒット。
スイッチした鷹木はデスペラードにショルダータックル。さらに追走のキチンシンクから豪快なブレーンバスター。だが、鷹木は左ヒザを押さえて悶絶。
左ヒザを叩いて気合を入れた鷹木は、スライディングラリアットを繰り出すが、デスペラードは寸前でかわす。そして、鷹木の左ヒザに蹴りを見舞い、ニークラッシャーを炸裂。続いてヌメロ・ドスを狙うが、鷹木は慌ててロープエスケープ。
デスペラードは鷹木の左ヒザにニードロップ。さらにスパインバスターを決め、すかさずヌメロ・ドスへ。鷹木はなんとかロープエスケープ。
デスペラードはピンチェ・ロコの体勢に入るも、鷹木は切り抜ける。しかし、鷹木のパンチはデスペラードがカウンターのエルボーで阻止。
ここから両者は激しいエルボーの応酬に突入。鷹木はショートレンジラリアットでひるませ、エルボーを連発。だが、デスペラードも蹴りで反撃し、ロープへ。鷹木はナックルで相手の突進を止めると、ショートレンジラリアットでねじ伏せる。
スイッチしたSANADAは、デスペラードに串刺し攻撃。これはかわされるも、すかさずスワンダイブで飛びかかる。これもデスペラードがかわすと、SANADAはロープへ。すると、DOUKIが場外から足を引っ張って妨害。
DOUKIはSANADAに串刺しラリアット。ブレーンバスターはSANADAがディフェンスするも、DOUKIは延髄斬り。そして、土遁の術を決めるも、これはカウント2。
続いてDOUKIはデイブレイクを仕掛けるが、SANADAはこれもカウント2で返す。ならばとDOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うも、SANADAは脱出。
DOUKIは串刺し攻撃を狙うが、SANADAはかわし、すかさず鷹木がDOUKIに串刺しラリアット。そして、SANADAは追撃の低空ドロップキック。ここでデスペラードが乱入するも、鷹木が場外に連れ出す。
リング上、DOUKIの丸め込みを返したSANADAは、突進してきた相手を肩に担ぎ上げてTKOの体勢に。だが、SANADAはそこからSkull Endに移行。一気に締め上げると、DOUKIはたまらずギブアップ。L・I・Jに凱歌が上がった。