第6試合は石井智宏&矢野通&SHOvs内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム。SHOは『NJC』一回戦で鷹木にシングル初勝利。7.12大阪城で、鷹木のNEVER王座戦に挑むことに。明日、雌雄を決する両者にとっては、この一戦が最終前哨戦となる。
内藤は今大会のメインで決定する『NJC』優勝者を、明日の7.12大阪城でIWGPヘビー&IWGPインターコンチを賭けて迎撃する。
IWGPジュニアヘビーのベルトを巻いたヒロムは、自身が表紙の『週刊プロレス』を手に花道を進む。鷹木はNEVERを腰に、内藤はIWGPヘビーとインターコンチを両手にぶら下げてリングへ。コール時に鷹木はNEVERのベルトを、SHOに見せつける。試合前、矢野は消毒スプレーを内藤に噴射。
先発はSHOと鷹木。ショルダータックル合戦では互角。続いてエルボーの応酬から、SHOがドロップキックをヒット。しかし、鷹木はショルダータックルでダウンを奪う。
続くスライディングラリアットをかわしたSHOは、串刺しラリアットをお見舞い。さらに鷹木の背中にサッカーボールキックを炸裂。
スイッチした矢野は鷹木を指さし「倒れてるな? OK、ラッキー!」とコーナークッションをすばやく外す。だが、矢野が手にしたクッションを、鷹木は叩き落とす。矢野は「俺の商売道具を!」と叫んでからロープへ。しかし、内藤とヒロムがカット。そこからヒロムは石井を場外戦に連れ出し、鉄柵に叩きつける。
リング上、鷹木は矢野にスライディングラリアットを繰り出すと見せかけ、相手コーナーのSHOにエルボー。さらに場外で鉄柵に叩きつける。
次は内藤が矢野にスタンディングのネックロック。さらにコーナーミサイルを食らわせ、天に拳を突き上げる。
スイッチしたヒロムは矢野に逆水平チョップを連発。そして串刺しラリアットから低空ドロップキック。続いてTIME BOMBを狙うも、矢野は切り抜け、ヒロムの髪をつかむ。
その手をヒロムがはらうも、矢野はヒロムのうしろ髪をつかんでダウンさせる。
続いて石井が登場し、ヒロムとすばやい攻防。互いに技を読み合い、最後は石井がショルダータックルでダウンを奪う。石井はヒロムの背中にサッカーボールキック。
石井はヒロムをコーナーに押し込むと逆水平チョップを連発。ヒロムも胸板への張り手で応戦。さらに石井にショットガンドロップキックをヒット。
ヒロムは石井にブレーンバスターを狙うが、これは逆に石井が持ち上げる。だが、ヒロムは着地すると、投げっぱなしジャーマン。すると、今度は石井が投げっぱなしジャーマン。
ヒロムはラリアットを狙うも、かわした石井はバックドロップ。しかし、ヒロムはすぐに立ち上がって低空ドロップキック。お互いに意地をぶつけ合う。
次は鷹木とSHOが対峙。ラリアットの相打ちで競り勝った鷹木は、串刺しのショートレンジラリアット。さらに逆水平チョップとパンチの連発から、ブレーンバスターの体勢へ。だが、これはSHOが気合もろとも投げ返す。
続いてSHOはジャーマンを狙う。鷹木はこらえると、カウンターのナックル。しかし、SHOはスピアーで反撃。そしてショックアローを狙うも、鷹木は脚力でリバース。
SHOと鷹木は顔面を突き合わせてから、エルボー合戦に突入。SHOがロープに飛ぶと、鷹木は追走ラリアット。だが、SHOも追走してジャンピングニー。すると、鷹木はショートレンジラリアットでなぎ倒す。
次は内藤がSHOにヒップトスから低空ドロップキック。さらに技の読み合いからロープに飛ぶも、SHOはカウンターのラリアットで一回転させる。
スイッチした矢野は内藤を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。しかし、内藤は回避し、矢野の丸め込みを返すと、逆に丸め込みへ。
続いて内藤はフライングフォアアームを繰り出すが、かわした矢野は急所攻撃へ。これを内藤がディフェンスすると、石井が背後からラリアット。すかさず矢野が丸め込むもカウントは2。
ここから矢野と石井はトレイン攻撃。そして、内藤にラリアットと丸め込みの合体攻撃を繰り出すが、これもカウント2。ならばと矢野は鬼殺しの体勢に入るが、鷹木がカット。
すると、SHOが鷹木にスピアー。それを受け止めた鷹木はDDT、さらにスライディングラリアットを決める。
内藤と鷹木は矢野にダブルのクローズラインを狙うが、かわした矢野はふたりのうしろ髪をつかむ。すると、ヒロムが矢野の髪をつかんで妨害。 ヒロムが矢野の串刺し攻撃をかわすと、間髪入れずに鷹木が串刺しラリアット。そこからL・I・Jは矢野にキックの波状攻撃。最後は鷹木がパンピングボンバーから、内藤がジャックナイフ式エビ固めで矢野からフォールを奪った。
試合後、SHOは鷹木をにらみつける。鷹木はベルトを掲げ、SHOを挑発。SHOがベルトに触れると、鷹木は突き放す。そして、ベルトを見せつけると、SHOは鷹木に視線を送りながら退場。
続いてL・I・Jはリングの中央にそれぞれのベルトを並べる。そして、内藤が寝転びポーズ、ヒロムは飛び上がってあぐら。それを見た鷹木が中央で堂々とあぐらをかくと、内藤が抗議する。
その後、L・I・Jはグータッチを交わし、勝利の喜びをわかちあう。ヒロムはIWGPヘビーのベルトを指し、「俺は絶対にあきらめないからな!」と内藤にアピール。