第2試合終了後、「2020年、ひとりの若者の頂点を目指す旅が始まる。『グランドマスター』を目指すために」のナレーションをバックに中国拳法を披露する川人拓来のVTRが流され、「彼の名はマスター・ワト。激動の時代に立ち向かえ。己の磨き抜いた技、そして心で。ついに新日本プロレスに舞い降りる」と紹介された。
VTRが終了すると、会場にテーマ曲が流れ、ワトが入場ゲートから登場。
メキシコ遠征から2年半ぶりに新日本のリングに立ったワト。マイクを手にすると、「プロレス界のグランドマスター、新日本プロレスの頂点を獲りにいきます」と挨拶。静かにマイクを置き、ポーズを決めたところで背後からDOUKIが襲撃。鉄パイプでワトに殴りかかると、上半身のコスチュームを剥ぎ取り、さらに鉄パイプを振り下ろしていく。そして、大の字になったままのワトのボディに鉄パイプを突き刺し、髪をつかんで挑発。最後にボディを鉄パイプで殴りつけ、顔面を踏みつけてからリングを下りた。
ワトは若手の方を借りて引き揚げ、最後はそれを振り払ってバックステージに姿を消した。因縁勃発。これでDOUKIが凱旋マッチの相手に浮上した。