『Lion’s Break Collision #3』第2試合に、噂の“元UFCファイター”トム・ローラーが新日本マット初参戦! ロッキー・ロメロとシングルマッチで激突した。
対格差のある両雄。ゴング開始からトムが積極的に足を取りに行き、ロッキーをコーナーに追いつける。
両者は一度距離を取ってから再度組み合うと、ロッキーが足を取りグランドの攻防へ持ち込むも、ロープブレイクでスタンディングの体勢へ。
トムはロッキーの腕を取り絞り上げると、そのままスモールパッケージホールドで固めるもカウント2。
ロッキーもすぐさまエルボーでトムをコーナーに追い詰めるが、強烈な逆水平チョップで応戦。
ロッキーも張り手を返すと、変型のヘッドシザースホイップで投棄し、エルボー&逆水平チョップの連打からローキックを放つ。
これに火のついたトムは強烈なローキックの連打を叩き込むが、ロッキーはトムの左足をロープに固定し、左膝へドロップキックを発射。
さらに、ロッキーはトムのボディスラムを卍固めで切り返すと、トムの左腕をターゲットにし、膝を落としてダメージを与えて、苦痛の表情のトムを挑発。
これに怒ったトムはエルボーの連打でロッキーをコーナーに追い詰めるも、ロッキーは旋回式DDTで反撃に出ると、飛びつき式腕ひしぎ十字固めから三角締めを極める。
トムはこれをパワーボムで切り返そうとするが、ロッキーは逆にヘッドシザースホイップで投げ捨て、串刺しラリアットの連打を見舞う。
だが、トムも3発目のラリアットをかわすと、スリーパーで捕獲し締め上げるが、ロッキーは体勢を入れ替え逃れ、フェイント式ニールキックを的中させ、ランニングニーも発射。
ここを勝機とみたロッキーはスライスブレットを狙うが、トムはこれに耐え、ロッキーを抱え上げると、再びスリーパーで捕獲。
さらにトムは胴締めスリーパーへ移行しガッチリと締め上げると、新日本マットデビュー戦でロッキーからタップ勝利を奪った。