『NEW JAPAN CUP 2020』1回戦の前哨戦として行われる8人タッグマッチ。永田と鈴木、上村と金丸は、翌日の6月17日(水)、棚橋とタイチ、飯伏とザックは、6月22日(月)に対決する。
鈴木軍がゴングを待たずに襲い掛かり、大混乱の中で試合がスタート。だが、上村が金丸にショルダータックルを食らわせ、自軍コーナーへ引き込んだ。
棚橋対タイチとなり、棚橋がいきなりドロップキックで先制。さらに、ボディスラム、ジャンピングエルボードロップ2連発、テキサスクローバーホールドで追い討ちをかける。
だが、タイチは棚橋の串刺し攻撃をかわし、ジャンピングハイキックで逆転。さらに、ザックがランニングローキックを浴びせる。
続いてタイチが棚橋を羽交い絞めにし、ザックがドラゴンスクリューをお見舞い。これで棚橋は完全に沈黙してしまい、タイチが逆片エビ固め、鈴木が膝十字固め、金丸がカウンター低空ドロップキック、逆片エビ固め、タイチと鈴木がイス攻撃などで徹底的に痛めつけていく。
棚橋のピンチは続き、ザックとタイチがIWGPタッグベルトを勝手に持ち出して挑発。そして、ザックがコブラツイストを極めるが、棚橋が切り返し、ドラゴンスクリューで挽回した。
飯伏対ザックとなり、飯伏が打撃コンビネーション、その場飛びムーンサルトプレス。だが、ザックが飯伏の脚に絡みついてテイクダウンさせ、アキレス腱固めで逆襲。その後も攻め込むが、飯伏がハイキックでダウンさせた。
永田鈴木となり、激しいエルボー合戦から永田がミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック。しかし、鈴木が膝蹴りで流れを断ち切り、串刺しフロントハイキックを返す。
続いて鈴木はランニングローキックを放つが、永田が蹴り脚をキャッチ。ここから両者が再びエルボー合戦を展開。さらに、フロントハイキックを打ち合ったのち、鈴木がスリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。しかし、永田がリバーススープレックスに切り返し、エクスプロイダーへ繋いだ。
上村対鈴木となり、上村が串刺しバックエルボーからかんぬきスープレックスを狙う。それを金丸がカットするも、上村がドロップキックで蹴散らす。
その直後、棚橋組が鈴木にトレイン攻撃を敢行。そして、上村が今度こそかんぬきスープレックスで叩きつける。
続いて上村は逆エビ固めを極めるが、金丸がカットしてフロントハイキックを浴びせる。ここから混戦となり、永田が金丸にフロントハイキック、ザックが永田にエルボースマッシュ、棚橋がザックにツイスト&シャウト、タイチが棚橋と飯伏にアックスボンバー、上村がタイチにカウンターバックエルボー。
次に上村は鈴木にエルボーを見舞ってロープへ走るが、控えの金丸が背中を蹴って妨害。その直後、鈴木が浅見レフェリーの死角を作り、金丸がウイスキーの角瓶で上村の頭を殴る。ここで鈴木がゴッチ式パイルドライバーを炸裂させ、上村を葬った。