飯伏とザックが『NJC』1回戦で激突する好カード。昨年の3.16後楽園で行われた『NJC』2回戦ではザックが勝利したが、4.20名古屋のIWGP IC戦では王者・飯伏が防衛。さらに、8.7浜松の『G1 CLIMAX 29』公式戦でも飯伏が勝利している。また、ザックはタイチとコンビを組み、飯伏&棚橋が持つIWGPタッグ王座に挑戦表明している。
序盤、ザックがグラウンドに持ち込むも、飯伏が落ち着いて対処。その後、ローキックを脚に浴びせてザックを後退させる。
しかし、ザックが低空タックルから再びグラウンドに引き込み、腕ひしぎ逆十字固めを狙う。これを飯伏が逃れると、ザックはスリーパーホールドへ移行。
スタンディングの攻防となり、飯伏がローキックでザックをダウンさせる。そして、ローキックからスリーパーホールドをお返し。
その後、ザックは敢えてローキックを要求し、飯伏を挑発。そして、飯伏の脚をキャッチし、変型膝十字固めで絞る。
ここからザックは飯伏の左膝を集中的に狙う。だが、飯伏がカウンターハイキックでダウンさせ、その場飛びムーンサルトプレスで押し潰す。
続いて飯伏がエルボー連打を見舞うと、ザックはエルボースマッシュで対抗。それでも飯伏はエルボーを撃ち込み、カウンターフランケンシュタイナーでザックを場外へ追いやる。
ここで飯伏は青コーナーへ向かって走るが、ザックが立ち上がって南側から西側へ移動。その後、エプロンで飯伏のフロントハイキックを浴びるが、場外へ引き込んでアキレス腱固めを極める。
リングへ戻ったザックは、ロープを悪用して飯伏の膝を絞り上げる。そして、ローキック、串刺しエルボースマッシュ、カウンターフロントハイキック、腕へのオーバーヘッドキックなどで追い討ちをかけるが、飯伏はショートレンジラリアットで逆転に成功。
次に飯伏はラストライドを狙うが、ザックがフロントネックロックに切り返す。そして、そこから脚を取っていくが、飯伏が脱出してドラゴンスープレックスの体勢に入る。
ところが、ザックが腕を取り、両膝を使って折り畳む。そして、卍固めからスリーパーホールドへ移行したのち、なおも膝に追撃を加える。
さらにザックは、ストンピングやローキックを連発して飯伏を苦しめ、回転十字固めで押さえ込む。
続いてザックは三角絞めを繰り出すが、飯伏が強引に持ち上げてマットへ叩きつける。それでもザックはローキックとローリングソバットを回避し、エルボースマッシュをお見舞い。しかし、飯伏はオーバーヘッドキックで巻き返す。
ここで飯伏は再びラストライドの体勢に入るが、ザックが脱出してバックキック。そして、フットスタンプをかわして左脚を取るが、飯伏は右のキックを下から浴びせて脱出。
その直後、ザックはランニングローキックを見舞い、ザックドライバーを仕掛ける。しかし、飯伏が切り返し、カウンタージャンピングニーアタックをお見舞い。そして、間髪入れずにカミゴェを炸裂させ、ザックを葬った。