永田はニューガウンで入場。そして、ゴング前に両者は至近距離でにらみあい。
今度は永田がエルボー三連発。その後も両者は鬼気迫る表情でエルボーの応酬を展開。鈴木は一本足からのエルボーで永田をひるませる。
だが、永田もエルボーを必死に打ち返す。鈴木は自分の両手をうしろで組んで、真っ向から受け止める。
今度は張り手合戦となり、場内に快音が響き渡る。互いに腰が落ちるも、ヒザはマットにつけず、意地で張り手を交換する。永田はフロントキックをはさみ、またも張り手。しかし、鈴木も負けじと張り返す。
ここで永田がキックを繰り出すも、その足を受け止めた鈴木はヒザ十字に持ち込む。永田は苦悶の表情でロープエスケープ。そのまま場外に転がり落ちる。
すると鈴木も追いかけ、鉄柵に永田を投げつける。さらにリング下からイスを取り出すが、浅見レフェリーが阻止。
鈴木は永田にフロントキック。そして、今度はバケツを取り出して永田に一撃。さらにペットボトルで殴りつける。
鈴木はもう一度、イスを手にするが、レフェリーが再び注意。すると鈴木はレフェリーを転倒させ、そのスキにリング下から新たなイスを取り出し、永田の左ヒジにおもいきり振り下ろす。永田の悲痛な叫びが響き渡る。
さらに鈴木は鉄柵を用いて永田の左ヒジに拷問攻撃。そして、ストンピングからカウント14で先にリングに戻る。永田はカウント19でリングにギリギリ生還。
鈴木は「まさか終わりか、オイ?」と挑発しながら顔面にストンピングを連発。さらにヒザ蹴りを顔面に叩き込む。永田はコーナーを背に立ち上がると、雄叫びと共にエルボー。だが、鈴木は打撃のコンビネーションでダウンを奪う。
そして、鈴木は場外に下りると、コーナーを用いて永田の足を締め上げる。
鈴木はリングに戻ると、永田の胸板にフロントキック。続いてキチンシンク、エルボー、張り手とたたみかける。さらに鈴木は串刺しフロントキック。そしてサッカーボールキックを繰り出すも、永田は受け止め、その足にエルボーを落とす。
永田はミドルキックでダウンを奪うとサッカーボールキック。鈴木は起き上がるが、永田は追撃のサッカーボールキック。鈴木は粘るも、永田はサッカーボールキックを連発。
鈴木は不敵な笑みで立ち上がるが、永田はキックを乱射。さらに串刺しフロントキックからエクスプロイダーの体勢に。しかし、鈴木はフロントネックロックで捕獲。
これを永田は振りほどくとアームブリーカー。さらに腕にキックを見舞い、もう一度アームブリーカー。永田は「立て、コラ!」とストンピング。そして、三度目のアームブリーカーを狙うが、鈴木はスキをついてスリーパー。永田は腰から崩れてしまう。すかさず鈴木はカバーに入るも、永田はカウント2でキックアウト。
鈴木はもう一度スリーパー。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。しかし、永田はこらえる。すると、鈴木はヒザ蹴りを顔面に叩き込む。
鈴木はもう一度ゴッチ式パイルドライバーを狙うが、永田は脚力でリバース。
ならばと鈴木はエルボーを連発。しかし、永田もエルボーを返していく。鈴木は「オマエの負けだ!」と叫ぶが、永田は雄叫びを上げてエルボー。激しいエルボーの打ち合いから、鈴木は張り手。
だが、永田も強烈な張り手を返す。そこからワンツーの張り手の応酬に。鈴木は永田をひるませると、一歩足のヘッドバットを連発。さらに両手で永田の頭部を固定するとヘッドバットを叩き込み、場内に鈍い音が響き渡る。まだ、両者の打撃戦は続く。エルボーを打ち合い、共に足元がフラつくも倒れず。
永田は鈴木のエルボーをかわすと、すばやいモーションからエクスプロイダーを決める。しかし、鈴木はすぐに立ち上がり、すばやくバックに回ってスリーパー。しかし、永田は切り抜けてバックドロップホールドを決め、3カウントを奪取。永田が死闘を制し、二回戦進出を決めた。