NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020

日時
2020年7月3日(金)   開場 19:00開始
会場
非公開
放送
バナーBS朝日

第4試合 時間無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2020」準決勝戦

※オカダが「NEW JAPAN CUP 2020」決勝戦進出
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 EVILがなりふり構わない闘いで決勝進出を決めたことで、ヒロムが勝利すれば決勝でL・I・J対決が実現するばかりか、7.12大阪城ホールで内藤が2本のベルトを手に待ち受けていることを考えると、史上初の大阪城ホール2連戦をL・I・Jが制圧することになる。それを予告するかのように。ヒロムはカメラに向かって「これからすごいことが起きますよ」と伝えてからリングインした。
 
 オカダがリングインし、コーナーに上ってポーズを取る姿に視線を送ったヒロムは、リング中央に歩を進め、見上げるようにオカダをにらむ。そしていったんそれぞれのコーナーに戻って試合開始のゴング。
 
 しばらくコーナーから動かない両者。「オカダ!」と叫んでからゆっくり歩を進めたヒロムに対し、オカダはヒロムがゆっくりと反時計回りに歩くのを見て、リング中央にポジションをとる。
 なかなか組み合わない両者。間をあけてからリング中央でしっかり組み合うと、ロープに押し込んだのはオカダ。すぐにブレイクせず、足を絡めたり、オカダの頭に手を持っていくヒロム。レフェリーにチェックを促しながら注意深くブレイクの体勢に持ち込むオカダ。何気ないシーンにも慎重な姿勢と駆け引きが見て取れる。オカダは、チョップを打ち込む仕草を見せてからクリーンにブレイク。しかし、少し距離ができた瞬間、ヒロムはオカダのボディに腕を回して体を入れ替える。いったんはクリーンブレイクしてリング中央まで後退したヒロムだったが、すぐさま突進してロープを背にしているオカダにラリアットを叩き込んだ。そして「カモン、オカダ」と挑発。
 それに乗る形で突っ込んでいったオカダに対し、ロープワークを駆使したヒロムがコルバタでオカダの体を宙に舞わす。相手の様子をうかがっているのか、すぐには立ち上がらないオカダ。ヒロムも慌てて攻撃に転じるのではなく、距離を詰めながらオカダを見下ろしている。
 スタンドに戻ってオカダの首をセカンドロープに引っかけたヒロムは、そのロープを蹴り上げて反対側のロープに走る。その後、オカダはランニング式でバックエルボーを放っていったが、ヒロムはそれをかわして肩に担ぎ上げる。一気にTIME BOMBを狙う体勢になったが、後方に滑り下りたオカダはサイドからスタンドの状態でコブラクラッチへ。そのまま振り回していくが、ヒロムはサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
 リング下にエスケープしたヒロムを追ったオカダ。場外でネックブリーカードロップを決めると、先にリング内へ。カウント15でリングに滑り込んできたヒロムに攻撃を仕掛けるオカダ。ロープ際に横たえると、エプロンからトップロープ越しにトペアトミコ。さらに、ヒロムのチョップを受け流し、ネックブリーカードロップ。ゆっくりしたリズムの攻撃は、余裕というよりも冷静といった方が適切か。
 コーナーに飛ばされながらもヒロムの突進を足を出して迎撃したオカダ。後退すると見せかけて突進していったヒロムは強引にラリアットを叩き込む。そして、リング中央に転がしたオカダの顔面を低空ドロップキックで撃ち抜いた。
 逆水平を打ち込み、走り込んでのショットガンドロップキックでオカダをリング下に落としたヒロム。オカダが起き上がるのを見計らって、エプロンを走ってのショットガンドロップキックでフェンス外まで吹っ飛ばした。いったんはリング内に戻っていたヒロムだが、あえてリングを降りてオカダをリングに連れ戻した。
 ブレーンバスターを狙ったヒロムだったが、オカダは阻止してロープに走る。しかし待っていたのはヒロムのトラースキック。そしてファルコンアローでマットに叩きつけた。肩に担ぎ上げようとしたものの回避されたヒロムは、ボディにエルボーを叩き込んでロープに走る。それをフラップジャックで切り返したオカダは、コーナーににじり寄って立ち上がったヒロムに、串刺しバックエルボー、DDTと得意の流れに引き込む。カウント2で返されるとボディスラムで叩きつけ、コーナートップへ。突進してきたヒロムを飛び越えると、走り込んできたところにエルボースマッシュ。しかし、ヒロムもジャーマンですぐさま投げ捨てた。
 しかしヒロムもダメージが大きく、すぐに追撃に移れない。片ヒザを着いてのエルボーの打ち合いから、立ち上がってのエルボーの打ち合い。エルボースマッシュ3発で距離をあけたオカダは、対角線を走ってのショットガンドロップキック。ニュートラルコーナーまで吹っ飛んだヒロムをコーナー最上段に据えると、その場跳びドロップキックで場外に落とした。
 場外で腹部を押さえて苦しむヒロム。それを追ったオカダは、ヒロムをフェンスに飛ばして、走り込んでのフロントハイキックでフェンス越しに吹っ飛ばす。さらにフェンス越しに引きずって、ヒロムの両足をフェンスにかけた状態からDDTを放つ。

 ヒロムをリングに押し上げたオカダは、ゆっくりとコーナー最上段へ。ヒロムが立ち上がってくるの待ってからミサイルキック。カウント2で返されると、ヒロムの後方で待ち構えてから、後頭部へのドロップキックを決めた。さらにヒロムをロープに飛ばしてカウンターのドロップキックを狙ったが、ヒロムはサイドステップで回避。今度はヒロムが、オカダが立ち上がってくるのを待ってショットガンドロップキック。そしてオカダがコーナーを背に立ち上がったところに串刺しラリアット。さらにコーナートップに押し上げて、セカンドロープに足をかける。
 コーナーに座りながらもエルボーでヒロムを落としたオカダ。しかしヒロムも下からチョップを打ち込み、対角線を全速力で走ると、先ほどのお返しとばかりにショットガンドロップキックでオカダをリング下に転落させた。そして、オカダがエプロンに上がってきたとこころでトップロープ越しにダイブ。オカダの体を前方回転エビ固めの要領で飛び越えて着地すると、そのままパワーボムで場外マットに叩きつけた。
 両者場外でダウン。先に起き上ったヒロムはオカダをリングに押し上げ、リング中央でダイナマイトプランジャー。完璧に決まったが、オカダはカウント2で返していった。ならばと再び肩に担ぎ上げたが、オカダは後方に滑り下りてバックを取る。バックハンドエルボーを叩き込んで腰に回した腕を振り切ったヒロムは、オカダが繰り出してきたラリアットをかわして振り向きざまのトラースキック。そしてロープに走るが、オカダはカウンターのドロップキックで迎撃。両者がダウンしているところで「20分経過」のアナウンス。
 先に起き上ったオカダは、リング中央でツームストーンドライバー。ヒロムの上半身を引き起こし、変型コブラクラッチを極める。強引に立ち上がったヒロムは、そのまま肩に担ぐと対角線を走り込んで青コーナーのポストめがけてデスバレーボムを放っていった。

 そしてリング中央でオカダを肩に担ぐ。しかしオカダは簡単に技を決めさせない。ヒロムはトラースキックを挟んでからオカダを肩に担ぎ上げてTIME BOMBへ。しかしオカダは技を放ってくるタイミングに合わせて後方に滑り下り、立ち上がったところにショットガンドロップキックを突き刺す。しかしヒロムはすぐに起き上がってラリアット。さらにロープに走ると、オカダはツームストーンにいく要領で担ぎ上げる。だがヒロムは勢いを利用して背後に滑り下り、相手のお株を奪うレインメーカー。カウント2で返されると、一気にTIME BOMB! すぐにカバーにいくも、オカダはカウント3寸前で左肩を上げた。
 先に上半身を起こしたのはヒロム。大の字のオカダにゆっくり歩み寄り、TOME BOMB IIを狙ってドラゴンスリーパーの状態から持ち上げる。それでも後方回転の要領で背後に降り立ったオカダだが、ヒロムは振り向きざまに飛びついて三角絞めへ。オカダは強引に持ち上げて叩きつけるが、ヒロムは技を解かず、体を起こしてエビに丸め込む。カウント2で返されると正面からカサドーラで飛びついてのフェースクラッシャー。だが、すぐにカバーへいけない。
 「オカダ!」と叫んでロープに走ったヒロムに対し、オカダはカウンターのドロップキック。しかしすぐに立ち上がったヒロムはラリアットを叩き込んでいった。ヒロムが仕掛けてきたTOME BOMB IIを旋回式ツームストーンドライバーに切り返したオカダは、変形コブラクラッチ。強引に立ち上がったヒロムだが、オカダはローリングレインメーカーを叩き込み、改めて変形コブラクラッチへ。ヒロムの力が抜けたのを感じたところで、右腕をつかんで立ち上がらせ、変型レインメーカーを2連発でお見舞い。これで完全にダウンしたヒロムを変形コブラクラッチで締め上げると、海野レフェリーが試合をストップした。

COMMENT

オカダ「何かあれば。もう言いたいことは全部……」
──2年連続の決勝進出おめでとうございます。リング上でも言っていましたけど、ヒロム選手の意地っていうのは感じましたか?
オカダ「まさかタップしないとは思ってなかったんで。もうするだろうと思って、腕持ってラリアット2発行きましたけど、それでもタップしないんで。まあ、やっぱりそういうのがヒロムの意地でしょうね。それはやっぱりジュニアヘビー級でしっかりやっていこうという。僕も同じ立場だったら同じことをすると思うんでね。さすがだなと思います」
──そういった意味ではオカダ選手もレインメーカーを出してないと思うんですが、ヒロム選手に対して変形のコブラクラッチの新技で、あえてそこにこだわったというのはあるんですか?
オカダ「そうですね。まあ、別にレインメーカーを出すまでもないわけじゃなくて、いつまでも同じオカダ・カズチカじゃおもしろくないでしょ。やっぱりね、ドンドンドンドン新しいオカダ・カズチカを見せていかないと、お客さんも飽きてしまうと思いますし、別にレインメーカーを出さないと勝てないじゃなくて、僕は今のフィニッシュにそれだけ自信を持ってやってますから。レインメーカーよりも素晴らしい技だと思って出しています」
──決勝戦がEVIL選手ということに決まりましたけど、準決勝後に「何がなんでも勝つ。手段は選ばない」とコメントしていました。かつてはIWGPを懸けて闘ったこともありますけど、今のEVIL選手はどのように見えていますか?
オカダ「正直、反対側は見てないんで、今のEVILがどんなEVILか知らないですけど、遅いって。みんな勝ちたいのはそういう気持ちは変わらないし。何がなんでもやって勝てるんだったら勝てばいいじゃんって。何を今さら言ってんのって。別にIWGP巻きたいんだったらやればいいじゃんって。『NEW JAPAN CUP』優勝したいなら、オカダ・カズチカを倒したいんであれば、やればいいじゃんって。それでも俺は負けない自信もあるし、そこまでやってきたっていう自負があるから。まあ、どんなEVILかわからないですけど、負けない。俺が勝たなきゃダメだし、ヘビー級は内藤さんに負けてるんで、ドームも4日、5日連戦でしたけど、今回も連戦になると思うんでね。それで勝たないとね。それでやっぱり元気にしたい。みんなで笑ってもらいたい。『プロレス楽しいね』って、一人でも多く笑顔にしたい……キャラじゃないな(笑)」
──今日は久々のゴールデンタイムでの放送でしたが、そのへんは意識されていましたか?
オカダ「まあ、正直、意識してたかどうかと言えばしてますけど、だからと言ってリング上、気合い入ったわけでもないですし、いつも気合い入ってやってるんで。まあ、でも、そういう中でね、ああやってヒロムと闘えて。何年ぶりでしたっけ?」
──34年ぶり。
オカダ「僕が生まれる前ですからね。まあ、なんなら今のプロレスファンの人はほとんど知らない人が多いと思いますし、もういいよ、過去は。2020年7月3日から始まったと思えば。またね、これで終わりじゃないと思うし、プロレスの素晴らしさに気付いてくれる人が一人でも多く増えていってもらえるような闘いを……キャラじゃない(笑)。もうわかんなくなっちった、3カ月半も自粛してたんでね。でも、本当にプロレスを一人でも多く知ってもらいたいという気持ちは昔から変わらないことだし、まあコロナで大変な状況があったからこそ、こうやって生放送につながったかもしれないですし、ゴールデンタイムでできるようになったかもしれないんで、プラスで考えてポジティブに行きたいと思います。ありがとうございました」

※ヒロムはノーコメント

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