第4試合は“中西学ファイナル後楽園ホールⅢ”、中西学&天山広吉&小島聡&永田裕志vsジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&外道&邪道。翌日の2.22後楽園で引退試合を迎える中西が、天山&小島&永田と第三世代カルテットを結成してBULLET CLUBを迎え撃つ。
　第三世代カルテットはお揃いの中西Tシャツに身を包んで入場。

 

　先発は中西とジェイ。ジェイは挑発を繰り広げてから張り手。すると中西はノド元をつかんでロープに押し込む。
　ジェイはスキをついてヘッドロック。すると中西がロープに飛ばし、ジェイはショルダータックル。だが、中西は仁王立ち。さらにジェイに地獄突きからクロスチョップ。
　次はテンコジがジェイにモンゴリアンチョップ&エルボー。さらにヘッドバット&エルボーを炸裂する。
　続いて天山がジェイにヘッドバットを叩き込み、永田もキックを連発。さらに永田はジェイに串刺しフロントキックを決め、エクスプロイダーへ。だが、これは外道がカット。
　すると中西が脳天チョップを外道にお見舞いし、永田とダブルの「ホーッ！」から野人ダンス。そして永田がジェイにフロントキック、中西が外道にラリアットを決める。
　ここでファレが乱入し、リングを一掃。場外ではジェイがマイクコードを使って小島を締め上げる。邪道は永田のノド元を鉄柵に押し付ける。
　リング上、ジェイが挑発するように「ホーッ！」と雄叫び。そして永田の背中に低空ドロップキック。さらに敬礼ポーズを見せ、場内はブーイングに包まれる。
　スイッチしたファレは永田にストンピング。そして敬礼で踏みつけてカバー。永田は返すも、ファレはボディスラムから両足で踏みつけ全体重を浴びせる。
　次は邪道が相手コーナーの小島にツバを吐きかける。そして、永田の顔面をロープにこすりつける拷問攻撃。
　タッチした外道は永田の顔面に踏みつけ攻撃。BULLET CLUBはすばやいタッチワーク。ファレは永田の腹部に強烈なパンチ。
　劣勢の永田だったが、フェイントからファレのヒザに低空ドロップキック。スイッチした中西はBULLET CLUBに次々に野人ハンマー。
　さらにファレ以外の3人にまとめて串刺しラリアット。続いて逆水平チョップで順にダウンを奪う。
　勢いに乗る中西はファレにスピアー。そして気合を入れるとファレをアルゼンチンバックブリーカーで抱え上げる。だが、これはBULLET CLUBがカット。
　ジェイは場外で中西のノド元をタオルを使って締め上げる。さらにイスを背中に振り下ろす。邪道が中西をリングに戻すと、ファレがカバー。だが、中西はカウント2でキックアウト。
　次は外道がフライングメイヤーから中西の顔面にトラースキック。ここからBULLET CLUBは中西にトレイン攻撃。そしてファレがフライングボディプレスを決め、ジェイがカバーするも、中西はカウント2でキックアウト。
　ならばとジェイはブレードランナーの体勢に入るも、中西はノド元をつかんで阻止。そしてショートレンジラリアットを決め、自軍コーナーに戻ろうとするが、BULLET CLUBが妨害。
　ここでファレがレフェリーの注意を引きつけると、外道がメリケンサックを装着し、中西に殴りかかる。だが、中西は防ぐと一気にアルゼンチンバックブリーカー。
　すかさず背後から邪道が竹刀で襲いかかるが、中西はビクともせず。そして、外道を邪道に投げつける。
　ここでジェイが中西に襲いかかるも、テンコジが救出に入る。だが、ジェイは二人にモンゴリアンチョップ。そしてロープに走るも、天山&小島はカウンターのテンコジカッター。
　ここから第三世代はファレに波状攻撃。最後は小島がラリアットでファレを場外に落とす。
　中西はトップロープに上がると、永田と共に外道にイーストゴールド。そして、最後は中西が外道にアルゼンチンバックブリーカーを決め、ギブアップ勝ちをスコア。

 

　試合後、中西は第三世代の盟友たちと抱擁をかわす。大きな「中西」コールが巻き起こる中、中西は四方のコーナーのセカンドロープに上って勝利の「ホーッ！」。そして、4人で両腕を上げると、場内は大きな拍手に包まれた。