第6試合はROPPONGI 3K（SHO&YOH）のIWGPジュニアタッグ王座に田口隆祐&ロッキー・ロメロ組が挑戦。
　RPG 3Kは2.9大阪城で金丸義信&エル・デスペラード組を下してベルトを初防衛。すると、田口がリングに現れ、RPG 3Kの傍らにいるロッキーに対して共にジュニアタッグへの挑戦を呼びかける。
　これにロッキーが応じると、YOHは「まだ、あなたたちを越えられていない。ジュニアタッグを盛り上げたいから、次の挑戦者はあなたたちです！」と受けて立つ構えを見せた。
　両チームは昨年の『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019』公式戦（10.27後楽園）で対峙し、そのときは海千山千の田口&ロッキー組に凱歌。王者組は試練の防衛戦をどう乗り越えるか？

　田口はリングリンすると、両手でゴールを作る。そこにロッキーがシュートするも、田口の頭に誤爆。田口が昏倒する一連のお約束を見せる。RPG 3Kはタッグベルトを携えてリングイン。

　ゴング前に田口&ロッキーは作戦会議。そして、ロッキーは「シバクゾ、コノヤロー！」とアピール。先発のロッキーとSHOはエルボー合戦。競り勝ったSHOはヒップトスから腕ひしぎ逆十字。しかし、ロッキーは切り抜けて腕ひしぎ逆十字。だが、SHOはすばやく距離を取る。
　次はYOHと田口のマッチアップ。田口は片足タックル。だが、YOHはバックに回る。そこからリストの取り合いへ。田口はグラウンドでアキレス腱固め。さらに逆片エビ固めを決めるが、YOHはロープエスケープ。
　田口はYOHを延々と走らせるが、逆にYOHも田口を走らせる。しかし、田口は低空ドロップキックをヒット。さらに飛び出してきたSHOにマンハッタンドロップ。
　ここから田口&ロッキーはRPG 3Kに串刺し攻撃。田口がサインを見せ、ロッキーが串刺しラリアット。最後は田口が串刺しヒップアタック。
　田口がセカンドロープに上ると、その臀部にロッキーがYOHの顔面を打ち付ける。さらに田口の臀部を利用してトルネードDDTを狙うが、YOHはこらえる。そして、YOHは逆に田口の臀部めがけて、ロッキーをブレーンバスターで投げ当てる。
　次はRPG 3Kがロッキーに連携の低空ドロップキックをヒット。さらにSHOがロッキーにキチンシンクから、背中にサッカーボールキック。
　スイッチしたYOHに対し、ロッキーは逆水平チョップ。だが、YOHはボディスラムからエルボー、ニードロップ、フットスタンプとたたみかける。
　YOHはロッキーに首4の字。ロッキーはロープに逃げるが、YOHは低空ドロップキックをヒット。
　YOHは「来いよ、ロッキー」と打撃を浴びせる。するとロッキーも張り手。だが、YOHも張り手を返す。続く串刺し攻撃を切り抜けたロッキーは、飛びついてのトルネードDDT。
　次は田口とSHOのマッチアップ。田口はSHOにヒップアタック。さらにRPG 3Kにヒップバットを交互に連発。続いて田口はスワンダイブで飛び込む。これはYOHがかわすも、田口はその勢いを利して場外のSHOに三角飛びプランチャ。
　さらにYOHもうまく場外に落とした田口は、RPG 3Kにノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。「田口」コールに、田口は頭をかいてテレた素振り。
　田口はYOHをリングに戻すと、スワンダイブのヒップアタック。続いて田口はスリーアミーゴス。だが、三発目はYOHが切り抜け、飛びついてのDDT。
　YOHは気合を入れると、田口に対してドラゴンスープレックスを狙う。田口が切り抜けると、YOHはトラースキック。そして回転エビ固め。
　だが、田口は切り抜けてオーマイアンドガーアンクル。それをYOHが脱出すると、田口は低空ドロップキックからオーマイアンドガーアンクル。ここから田口はどどんを狙うも、YOHは回避して後方回転からのファイナルカット。
　スイッチしたSHOは田口に串刺しラリアット。さらにキックの乱れ打ちからフォール。続いてSHOはジャーマンを狙うも、田口は脱出。そしてカウンターの延髄斬りをヒット。
　次はロッキーがSHO、YOHにティヘラ。そして、RPG 3Kに交互にラリアットを炸裂。だが、RPG 3Kは切り抜け、SHOが踏み台となり、YOHが串刺し攻撃を狙う。しかし、ロッキーは逆に踏み台を使ってYOHにラリアット。
　勢いに乗るロッキーはSHOにラリアット。そしてスライスロッキーを決めるが、カバーはカウント2。
　ロッキーはSHOにフィンガーロックから、左腕にニーを打ち付ける。さらにアームブリーカーを連発。しかし、二発目はSHOがスリーパーで切り返す。
　だが、脱出したロッキーはブレーンバスターのモーションから腕ひしぎ逆十字。田口はYOHをオーマイアンドガーアンクルで捕獲。
　SHOは切り抜けるとロッキーに腕ひしぎ逆十字。YOHも田口をヒザ十字で捕獲。ロッキーはなんとかロープエスケープ。
　田口&ロッキーとRPG 3Kはエルボー合戦に突入。田口&ロッキーはRPG 3Kのジャンピングニーを読むと、ヒップアタック。しかし、RPG 3Kはアトミックドロップ。そしてロープに飛ぶが、田口&ロッキーはヒップアタックをヒット。
　田口がロープに上ると、ロッキーがSHOを田口の臀部めがけてハンマースルー。しかし、SHOは踏みとどまり、逆にロッキーの顔面を打ちつけようとする。だが、ロッキーもこらえ、SHOをモンキーフリップの要領で田口の臀部に叩きつける。さらに田口の臀部を理してトルネードDDT。
　ここで田口はオヤァイポーズから、ケツイェ。そしてロッキーがカバーするも、SHOはカウント2でキックアウト。
　ここから田口&ロッキーはブラックホールバケーションをSHOに決めるが、カバーはYOHがカット。
　ロッキーは気合を入れるとスライスロッキーへ。だが、SHOは切り抜け、ジャーマンの体勢に。こらえたロッキーはキック。そしてロープに走ると、YOHがトラースキック。今度は田口が突進するも、RPG 3Kはジャンピングニー。
　RPG 3Kはロッキーにカナディアンハンマーとフェイスバスターの合体技を狙う。だが、ロッキーは切り抜け、YOHを踏み台にして、SHOにスライスロッキーを仕掛ける。
　しかし、SHOは空中でロッキーを捕らえ、今度こそカナディアンハンマーとフェイスバスターの合体技。だが、フォールはカウント2。
　RPG 3Kはロッキーに連携攻撃。そして3Kを狙うも、田口がカット。田口は3Kにエルボーを叩き込み、ロープへ。そこに3Kは3Kを狙うも、田口はYOHにヒップアタック。
　すかさずSHOが田口にラリアット。するとロッキーがSHOにラリアット。4人は攻守が激しくいれかわる、めまぐるしい攻防を繰り広げる。最後はYOHがロッキーにオーバーヘッドキックを決め、4人はリングでダウン。
　ロッキーはSHOに串刺しラリアット。だが、SHOも追走して串刺しラリアット。ロッキーはスキをついて逆さ押さえ込み。さらにウラカン・ラナを決めるが、SHOはキックアウト。
　ロッキーは張り手からロープへ。だが、SHOは強烈なラリアット。そしてぶっこ抜きジャーマンを炸裂。しかし、ロッキーはカウント3寸前でキックアウト。
　ならばとSHOはパワーブリーカー。だが、カバーは田口がカット。その田口をYOHが場外に追いやり、プランチャを炸裂。
　リング上、SHOは気合を入れるとショックアロー。これを脱出したロッキーは首固め。さらにニーを決める。
　しかし、SHOもニーを返し、クロスアームで持ち上げる。ロッキーは切り抜けるとスピンキック。
　さらにロッキーはニーを繰り出すが、SHOは空中でキャッチ。そして、そのままYOHと3Kを炸裂。だが、カバーは田口がカット。ここで25分経過。
　田口はYOHにカウンターのヒップアタック。YOHは場外に落ちそうになるも、ロープを逆上がりしてリングに戻ってトラースキック。しかし、これはSHOに誤爆。すかさずロッキーが丸め込むも、YOHがカット。
　田口はYOHにヒップアタック。さらにSHOにヒップアタックを繰り出すが、SHOは受け止めるとジャーマン。場外に落ちた田口に、YOHはノータッチ式トペ・コンヒーロ。
　リング上、SHOはロッキーにラリアットを炸裂。そしてクロスアームのパイルドライバーを決めるも、カバーはロッキーがキックアウト。場内は「ロッキー」コールが発生。
　ならばと3KはロッキーにストロングXを決め、SHOが3カウントを奪取。3Kは二度目の防衛に成功した。

 

　試合後、3Kは勝ち名乗りを受けると、ロッキーの容態を気遣う。田口は立ち上がると3Kと握手、そして礼をかわす。
　3KはYOHを起き上がらせると、最後は田口も含めて4人で手を挙げ、場内は拍手に包まれる。