メインイベント終了後、海野レフェリーが内藤の足元に2本のベルトを置いて、手を挙げる。その後、内藤は腰を落としたKENTAの前で仁王立ちになった。
そして、KENTAがリングを降りると、内藤は自分の帽子を被り、マイクアピールを開始。
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、大阪城ホ~~~~ル!!(※大歓声&大拍手) 今日、大阪城ホールへお集まり下さったたくさんのお客様…(※KENTAが敗者側の花道にいるのを見て)オイオイ、ちょっと待ってようか? KENTA選手、ノートランキーロ。早く帰って下さい(※場内爆笑&大拍手)。ノートランキーロ。焦ったほうがいいですよ?(※場内笑から大『内藤』コール) LOS INGOBERNABLES de JAPON内藤哲也が、史上初の偉業を成し遂げ、そしてここ大阪に! 帰って来たぜ、カブロン!!(※大歓声&大拍手) 東京ドームで2本のベルトを奪取し、今日、大阪城ホールで、2本のベルトを防衛した。次はいよいよ、あの男とのシングルマッチかな!?(※場内驚き&期待の声) 出て来い、高橋ヒロム!!(※大歓声&大拍手&大『ヒロム』コール)」
これでヒロムがIWGP Jr.ベルトを登場し、内藤がマイクアピールを続行。
内藤「ヒロム、俺とシングルマッチをやるのか? やらないのか? シー・オー・ノー?(※Si o no?=イエスかノーか?) お前の答えを聞かせてくれよ(※大歓声&『ヒロム』コール)」
これに対し、ヒロムがマイクを持って返答。そして、それを受けて内藤が締めのマイクアピールを行なった。
ヒロム「内藤さん、覚えてますか? 俺が練習生だったころ、まったく練習について行けなかった俺に、『俺でよかったらプロレス教えるよ』って言ってくれたこと(※大歓声)。内藤さん、覚えてますか? 俺が海外遠征に行く前日に、『ヒロム、お前が帰って来たら、師弟対決しよう』って言ってくれたこと(※大歓声&大拍手)。内藤さん!! 答えはもちろん!! シー。やるに決まってるじゃないですか!(※大歓声) 内藤さん、あなたの答えも教えて下さい。シー・オー・ノー?」
内藤「ヒロム。その答えはもちろん! …シー。やろうぜ、ヒロム!(※大拍手) 高橋ヒロム対内藤哲也の初めてのシングルマッチ! 皆様、楽しみにお待ち下さい(※大歓声&大拍手)。ではでは、会場のお客様、最後は、いつものあれ。そう、ここ大阪城ホールでは初めての大合唱。皆様、準備はよろしいでしょうか?(※大歓声&大拍手) 新日本プロレス大阪城ホール大会、最後の締めはもちろん! (※以下、内藤に合わせてファンが大合唱)EVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、鷹木、イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルナ~ブレ~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!」
その直後、キャノンで発射された大量の金テープがリングへ降り注ぐ。そして、2人はIWGPヘビー、IWGP IC、IWGP Jr.のベルトを足元に並べる。
そんななか、ヒロムはIWGPヘビーベルトを手にして見つめる。その後、2人はリング中央で拳を合わせ、お互いに言葉をかける。
その後、ヒロムはIWGP Jr.ベルトを肩にかけてしゃがみ、内藤が持つIWGPヘビーベルトを見る。そして、ヒロムがリングを降りると、内藤はアブレ・ロス・オホスポーズを決め、2本のベルトを携えて退場した。