IWGPジュニアタッグ選手権・前哨戦。
SHO&YOHが6人タッグマッチでエル・デスペラード&金丸義信と激突。
試合開始前から鈴木軍が襲撃すると、場外戦を展開。
リング上では、ヘナーレと鈴木が激しいエルボー合戦を展開する中、鈴木の動きが止まると、ヘナーレはYOHとタッチ。
YOHはエルボーの連打を浴びせるが、鈴木はYOHの腕を取ると、タランチュラ式腕ひしぎ十字固めを敢行。
直後に鈴木軍は再び襲撃し場外戦を移行。
戦場がリングに戻ると、鈴木とタッチした金丸がYOHの腕を集中攻撃し、タッチしたデスペラードも同様に腕を狙っていく。
さらに、鈴木もYOHの腕を痛めつけていくと、再びデスペラードが腕攻めからアームロックで締め上げていく。
苦しい状況のYOHは、代わった金丸とリングインしたデスペラードに対し、2人まとめてのドロップキックを的中させ反撃に出ると、SHOとタッチ。
SHOはスピーディーな動きで鈴木軍を分断すると、YOHと合体のジャンピングニーを金丸に叩き込む。
だが、金丸もジャンピングハイキックで応戦すると、SHOもすぐさまラリアットを振り抜き、両者はヘナーレ、鈴木とタッチ。
ヘナーレはジャンピングショルダー・タックルから気合を入れての串刺しラリアット、バックフリップを連続で決めると、ブレーンバスターの体勢へ。
鈴木はこれを回避すると、金丸、デスペラードがヘナーレへ打撃を打ち込み、最後は鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを炸裂させ、ヘナーレから3カウントを奪った。
鈴木「おいこのクソガキ。お前と俺の決闘が、時間、場所、決まったな。2月9日、大阪城ホール。お前……ビビって、キャンセルとかすんなよ。おい、ビビってよ、違うルールにしてくれとか言うんじゃねぇよ。オイ、オイ、聞いてるか?ジョン・ボーイ。掛かってこい」
金丸「あ~あ」
デスペラード「あ~あ」
金丸「あれがジュニアタッグチャンピオンか?何だあれおい」
デスペラード「びっくりだ。あのさ頼むからさ、お前らがチャンピオンって言うんだったらさ、チャンピオンらしく強く戦ってくれ。そうじゃないと俺たちが弱いものいじめしてるみたいじゃないか。そんな趣味はないんだ俺たちはよ。強いやつと技の限りを尽くした血の沸き肉が踊るような試合がしたいんです。だから、君らみたいな弱いチャンピオンはいらない」
金丸「おい、おれらがよ、挑戦者だけどよ、チャンピオンというのがどういうものか教えてやるのと、こういう挑戦者だっていうのをしっかり叩き込んでやるから、大阪まで、勉強しろ!」
デスペ「せめて大阪までの短い期間、俺たちが勉強させてやるから。その時には強いチャンピオンでいてくれよ」
SHO「わかってるよ、わかってるよ。あいつは、あいつはこういうやり方でやってくるっていうのはわかってるよ。だからこそ俺たちは俺たちの戦いに……ベルトを必ず守ってやる」
ヘナーレ「クソ!なんだ!?日本語で言う。“ハズカシイ”、“ハズカシイ”、コレ。テクニックにやられた。やられすぎだ。せっかく2週間のオフがあったのに。大田区での試合から時間があったのに、オレはなにも変わっていなかった。恥ずかしいよ。自分自身にガッカリした。ただ、今日はゴッチ式パイルに捕まってしまったが、次に闘うときには同じ過ちをしないようにしたい」
※YOHはノーコメント