モクスリーは昨年の12.8広島で、当時のUS王者だったランス・アーチャーを襲撃。その際、鈴木にもデスライダーを見舞い、両者の遺恨が勃発。
続いて、1.4ドームでアーチャーからUSのベルトを奪取したモクスリーが、1.5ドームでジュース・ロビンソンを下して王座を防衛すると、その眼前に鈴木が登場。モクスリーをゴッチ式パイルドライバーでKOして宣戦布告を果たした。
続く1.6大田区では、今度はモクスリーが試合後の鈴木に襲いかかりデスライダー。翌日、両者のタイトルマッチが決定し、2.1札幌ではその前哨戦で激突(オカダ・&モクスリーvsタイチ&鈴木)。最後は鈴木がゴッチ式パイルドライバーでモクスリーから直接フォールを奪い、王座奪取に向けて勢いを見せた。
すると鈴木はイスを二脚持って、高笑いを浮かべて花道へ。そして、イスを一脚モクスリーにわたす。ここから両者はイスでのチャンバラ合戦に突入。
そして、モクスリーはヒザ蹴りで鈴木をひるませ、鉄柵に叩きつけると、それを持ち上げ後頭部に振り下ろす。ここでようやく試合開始のゴング。
鈴木もモクスリーを鉄柵、さらにイスを投げつける。さらに本部席にモクスリーを連れ込むが、逆にモクスリーが本部席のテーブルに鈴木を叩きつける。
モクスリーは鈴木を机の上に乗せるも、逆に鈴木がゴッチ式パイルドライバーを狙う。しかし、モクスリーは机の上から鈴木を落とす。そして、カウント17で共にリングに生還。
ここから両者はエルボーの応酬。モクスリーはナックルを叩き込むが、鈴木は高笑いからナックル。
鈴木はゴツゴツしたエルボーで後退させると、串刺しフロントキックからサッカーボールキック。しかし、モクスリーはその足を受け止め、鈴木の頭部に噛み付き攻撃。
鈴木は打撃からヘッドバットを連発し、逆にお返しの噛み付き攻撃。切り抜けたモクスリーは、鈴木を場外に投げ落とす。
再び戦場が場外に移ると、モクスリーは机に鈴木を叩きつける。しかし、鈴木もスキをついて通路で腕ひしぎ逆十字。切り抜けたモクスリーは逆片エビ固めを決める。
モクスリーは鈴木を鉄柵に叩きつけるが、鈴木も打撃で応戦。モクスリーが鉄柵に叩きつけるも、鈴木は「カモン!」と叫び、打撃戦に突入。
続いて鈴木は鉄柵を用いてモクスリーのノド元を攻める。切り抜けたモクスリーはラリアット。
ここでモクスリーはリング下から机を持ち出し、場外に設置。いつの間にかモクスリーの眼帯は外れている。
モクスリーは鈴木を机に運ぶが、鈴木はイスで腹部に一撃。そして、フロントネックロックで締め上げると、イスを持ち出してモクスリーの腕を固定し、その上にもう一つのイスを叩きつける。そして、舌を出して高笑い。
さらに鈴木はテーブルを使ってモクスリーの腕を決め、続いて腕を鉄柱に叩きつける。
鈴木はエプロンで腕ひしぎ逆十字を決めるが、モクスリーはそのまま持ち上げ、テーブルに叩きつける。この勢いでテーブルは真っ二つに。鈴木は割れた机の上で大の字になりながらも、その顔はニヤついている。
鈴木は机の破片を持つと、それで自分の頭を連打して高笑い。すると、モクスリーも同じ行動を見せ、場内はどよめく。
両者はリング腕で対峙すると、鈴木は「カモン、ボーイ!」と挑発。そしてエルボー合戦に突入し、鈴木の強烈な一発でモクスリーは大きく後退する。
モクスリーは左右のエルボーを見舞うも、鈴木は高笑いからエルボー。だが、モクスリーもエルボーを返して「カモン!」。
両者はエルボー合戦を続行し、モクスリーはヘッドバットからロープへ。すると、鈴木は追走し、スキをついてスリーパー。
モクスリーは首投げで返すも、鈴木は腕を離さず。次第にモクスリーの動きが止まり、大の字に。すかさず鈴木はカバーするも、モクスリーはカウント2でキックアウト。
勢いに乗る鈴木はモクスリーの顔面にフロントキック。さらに左右の張り手のコンビネーション。だが、モクスリーはジャンピングニーでひるませ、ランニングニーを炸裂。
ここでモクスリーはデスライダーを狙うも、切り抜けた鈴木はエルボー。モクスリーもエルボーを返し、ロープに走るが、鈴木はカウンターのドロップキック。
そして鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うが、回避したモクスリーはダブルアアームのDDT。しかし、カバーは鈴木がカウント2でキックアウト。
モクスリーは鈴木の額にキスをすると、リング下からイスを二つ取り出す。そして、一脚を鈴木に渡して「カモン!」と挑発。
モクスリーのイスを海野レフェリーが取り上げようとすると、そのイスに鈴木も手をかけ、モクスリーともみ合ううちにレフェリーは突き飛ばされてしまう。
ここでモクスリーは鈴木の脳天にイスを勢いよく振り落とす。鈴木は高笑いを浮かべるが、モクスリーはマットに置いたイスの上にデスライダーを狙う。
しかし、鈴木は切り抜けて、逆にゴッチ式パイルドライバーの体勢に。モクスリーも耐え抜き、イスの上にすばやいモーションでダブルアームのDDT。
モクスリーは自分の胸を両手で叩いて気合を入れる。鈴木も自分の顔を叩いて気合を入れ、張り手を連発。
すると、モクスリーはラリアット。だが、鈴木は倒れず。するとモクスリーは追撃のラリアットでダウンを奪う。そして、ついにデスライダーを決め、3カウントを奪取。モクスリーが壮絶なケンカマッチを制し、USヘビー二度目の防衛に成功した。