第3試合はフライヤー&アウダス&ゲレーロ・マヤ・ジュニアvsエウフォリア&ルシフェルノ&ナマハゲ。華麗な空中技を得意とするリンピオ軍と、老獪なルード軍が激突する。
ゴング前にエウフォリアが腰に巻いたコスチュームを外すと、それでアウダスの背中に殴りかかる。
先発はマヤとナマハゲ。場内に「マヤ」コールが巻き起こると、ルード軍はやってられないとばかりに退場しようとする。ここで「ナマハゲ」コールが発生し、再びルード軍はリングへ。
ナマハゲはサミングを見舞うが、マヤはヘッドロック。そこからロープワークとなり、エプロンからエウフォリアがマヤにキック。そして、ルード軍は3人がかりでマヤの胸板に張り手。さらにマヤを逆さ吊りにすると、ルシフェルノがボディアタック。さらにエウフォリアとナマハゲがキックを叩き込む。
ここでフライヤーが入るも、ルード軍は場外に落とす。続いてルード軍はアウダスに集中攻撃。ルシフェルノがショルダーバスターを見舞う。
勢いに乗るルード軍はフライヤーにロックオン。ナマハゲが連携のムーンサルトプレスを見舞う。劣勢のフライヤーだったが、すばやい動きでルード軍を翻弄し、エプロンからエウフォリアにダイブ。しかし、エウフォリアが捕獲し、鉄柱に叩きつける。
ならばとアウダスが飛び出し、ルード軍の同士打ちを誘う。さらに欽ちゃんジャンプを見せ、ルード軍を翻弄すると、エウフォリアを場外にアームホイップ。
今度はフライヤーがナマハゲにスワンダイブのプランチャ。さらにティヘラで場外に落とす。次はマヤがルシフェルノにティヘラ、そしてケブラドーラ・コンヒーロ。
リンピオ軍はルード軍に連続でボディプレスを敢行。さらにレフェリーまでボディウレスでルード軍に叩きつける。
混戦模様のリング上、ナマハゲとルシフェルノは試合を中断して作戦会議。だが、同士打ちとなり、リンピオ軍はエストレージャを完成。
続いてマヤはナマハゲをドロップキック場外に落とすとトペ・コンヒーロ。次はアウダスがエウフォリアにトペ・コンヒーロ。リング上ではルシフェルノがルシフェルノクラッシュを見舞うが、フライヤーはカウント2でキックアウト。
そして、フライヤーはルシフェルノをセカンドロープに固定すると、スワンダイブのギロチンドロップを炸裂させ、3カウントを奪取した。
NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2020
- 日時
- 2020年1月20日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 放送
- 観衆
- 1,593人(札止め)
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第3試合 20分1本勝負
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ゲレーロ・マヤ・ジュニア
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ナマハゲ
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アウダス
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ルシフェルノ
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フライヤー
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エウフォリア
レフェリー|佐藤健太 -
MATCH REPORT
COMMENT
フライヤー「『FATASTICA MANIA』最終日を、勝利で終えることができた。今はすごく興奮してるよ!」
ゲレーロ・マヤJr「メキシコ、そして俺たちCMLLテクニコにとって大きな勝利だ。若い勢力が頑張ってくれた。新規ファンにも素晴らしい試合を見せることができた。日本のみんなありがとう、大好きだ!」
アウダス「とてもうれしい。また来年のこのシリーズでも俺たちでチームを組めるとうれしい。新日本、そして後楽園ホールに来てくれたファンのみんな、ありがとう!」
全員「(※声を揃えて)日本とメキシコにバンザイ!」
ナマハゲ「チクショウ、息が合ってるような合ってないような……」
エウフォリア「(怒りながらやって来て)ナマハゲ! なんだこれは!?」
ナマハゲ「(ここからスペイン語で)知るか! 俺のせいじゃない。負けたのは俺じゃない!」
エウフォリア「今日は勝って終わるはずだったのに。俺たちほどの強いチームが負けるとは……。どういうことだ!」
ナマハゲ「とにかくもう終わったことだ。文句を言うんじゃねえよ! たいしたことないだろう」
エウフォリア「たいしたことないだと? 俺にとってはたいしたことあるんだ!」
ナマハゲ「いやいや。また次があるだろ(と言ったところでエウフォリアは帰ってしまう)。(日本語で)怒っちゃった……」
※ルシフェルノはノーコメント