NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2020

日時: 2020年1月20日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
放送
観衆: 1,593人（札止め）

第1試合 20分1本勝負

フエゴ
金丸義信

境界線

7分12秒　パランカ・アブラソ

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第1試合はフエゴ&田口隆祐vs金丸義信&DOUKI。フエゴ&田口は今宵も南側から観客席通路を練り歩いてリングイン。そして、おなじみのダンスを、セニョリータ（ぬいぐるみ）と共に情熱的にダンシング。ルード軍は険しい表情で入場。

　ルード軍はゴング前に襲撃。そして、田口を場外に投げると、フエゴを袋叩きに。だが、フエゴはDOUKIにティヘラ。さらにトペ・レベルサのフェイントからアームホイップで金丸も場外に放り投げ、ダンスで挑発。
　次は田口とDOUKIのマッチアップ。田口は不思議なステップを見せるが、DOUKIは意に介さず。しかし、田口はDOUKIをロープワークで何度も走らせ、つまずかせる。
　ここからフエゴ&田口はブロックサインのやりとり。そして田口がセカンドロープに登るも、DOUKIはフエゴの顔面を田口の尻に何度も叩きつける。
　さらにDOUKIは田口にストンピングを連発。続いて金丸が串刺しエルボーから低空ドロップキックをヒット。
　フエゴがリングに入ると、金丸がブレーンバスター、DOUKIがフットスタンプを敢行。さらにDOUKIはフエゴを場外に蹴り落とす。
　リング上、DOUKIは田口にフライングメイヤーから腕を決めてスリーパー。田口はロープに逃げるも、金丸がエプロンサイドで田口の側頭部にドロップキック。
　ここでDOUKIがフエゴのマスクに手をかける。だが、これは田口がカットイン。しかし、それを金丸が引き剥がす。そして、ルード軍はリンピオ軍をハンマースローで同士打ちさせる。
　だが、リンピオ軍はダブルのティヘラでルード軍を場外に落とす。そして、同時にノータッチ・トペ・コン・ヒーロをヒット。
　流れを変えたフエゴは、セカンドロープからムーンサルトプレス。しかし、DOUKIはキックで迎撃し、ラリアットを炸裂。だが、フエゴも丸め込みで応戦。そこから技の読み合いとなり、最後はフエゴでパランカ・アブラソでDOUKIからギブアップ勝利をスコア。

　試合後、フエゴ&田口は佐藤レフェリーもダンスに誘うが、拒まれてしまう。すると、田口は解説席の元井美貴さんの手を握ってダンシング。そして、勝ち名乗りを受けてリングをあとに。

COMMENT

田口「何とか、全8試合、毎日フエゴと組んで、どうかな……ルチャの楽しさは伝えられたと思いますけど、ルチャの激しさ、厳しさは……」
フエゴ「（※割って入って）田口とフエゴ、俺たちはベストチームだ！　メキシコバンザイ！　日本バンザイ！（※と、田口の手を取って２人で手を上げ、立ち去る）」
田口「（※通訳のように）ルチャの力強さ、激しさ、日本の皆さんに本場メキシコのルチャをお見せできたことを、誰よりもうれしく思います。CMLLから来てるメキシカン、ルチャドールの中で、誰よりも一番、私が喜んでおります。本当に、メキシコ人冥利に尽きると言いますか、本当にメキシカンでよかったと思います。何か質問ありますか？」
──試合後、元井さんとダンスされてましたが。
田口「そうですね。タグチジャパンの一員なんですけど、元井さんは。“もっちゃん”。“もっちゃん”は一員なんですけど、ハート枠ということで、これまで何も活動してこなかったですけど、ここだろうと。ここで起用しました」
──職権乱用ですか？
田口「いえ、采配です。ここが、田口シフトと言いますか。こういうところで使ってくるというところがさすがじゃないですか。我ながら、あっぱれ。こういう采配が出てくるところが、本場のルチャならではのことだと思います。次の質問は？」
──……。
田口「質問はない、ということで。ビバメヒコ！で終わらせていただきたいと思います。次の試合からは通常モードに戻りますんで、皆さんよろしくお願いします」

※金丸、DOUKIはノーコメント