第5試合は1.19後楽園でのCMLL世界ヘビー級王座戦で雌雄を決する小島とウルティモ、1.20後楽園でNWA世界ヒストリックミドル級王座を賭けて対峙するカリスティコとカベルナリオのダブル前哨戦。前日の同一カードでは、カリスティコがカベルナリオのカベルナリアの前に敗れている。
　カベルナリオはリングインすると、リングアナを誘って一緒に軽快なステップを披露。CMLL世界ヘビーのベルトを巻いたウルティモは、ゲレーロダンスで場内を煽ってからリングイン。カリスティコはNWA世界ヒストリックミドルのベルトを腰に入場。そして、最後に小島が闘志満々の表情でリングに入り、ウルティモとにらみあう。

 

　先発はカリスティコとカベルナリオ。カリスティコは握手を求めるが、カベルナリオはその手を蹴飛ばす。だが、カリスティコは軽快なヘッドスプリングを連続で見舞って場内を沸かす。
　続いてロープワークの攻防から、どちらもアームホイップを見舞う。そして、技の読み合いから、カリスティコがトラースキックでカベルナリオをリングに落とす。そして、カリスティコは空中技を狙うが、カベルナリオは距離を取ってエスケープ。
　次は小島とウルティモのマッチアップ。ショルダータックル合戦は互角となり、そこから打撃戦に突入。小島は蹴りでウルティモの動きを止めると、ショルダータックルで吹っ飛ばす。
　だが、ウルティモもバックエルボーで小島をダウンさせ、今度は場外戦に持ち込む。ウルティモは小島にイス攻撃を敢行。
　リング上、カベルナリオがカリスティコにフロントキック。そして、ルード軍は連携のスライディングキック。
　続いてカベルナリオが、小島に対してセカンドロープを利用してのボディプレス。勢いに乗るルード軍は、カリスティコに連携のキック。カリスティコもカベルナリオにティヘラで応戦するが、ウルティモがラリアットで場外に排除。
　すると、小島がウルティモにローリングエルボー。小島がカベルナリオのドロップキックをかわすと、カリスティコがカベルナリオにスワンダイブのティヘラ。
　カベルナリオが場外に落ちると、カリスティコはオーバーマスクを脱いでから、トペ・スイシーダを炸裂。
　リング上、ウルティモの串刺し攻撃をかわした小島はマシンガンチョップ。そして、串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー！」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを投下。だが、カバーはウルティモがカウント2でキックアウト。
　勢いに乗る小島はウルティモにローリングエルボーからDDT。しかし、ウルティモも串刺しラリアットで反撃。さらにコーナーに倒立してからブロンコバスター。
　小島もコジコジカッターでウルティモに反撃し、ペースは握らせない。小島はウルティモをコーナートップに設置し、雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、ウルティモは捕獲すると雪崩式パワーボム。しかし、小島はカウント2でキックアウト。
　次はカリスティコとカベルナリオのマッチアップ。カベルナリオはツバを口から出し入れし、カリスティコの動揺を誘う。さらにカベルナリオはツバを手につけて、カリスティコの胸板に張り手。
　ここから両者は打撃戦となり、カリスティコはキックでカベルナリオの動きを止め、トペ・レベルサのようなモーションでエルボー。
　さらに突進してきたカベルナリオにキックを叩き込むと、カベルナリオは尺取虫のような動きから気合を入れる。
　だが、カリスティコはスワンダイブのボディアタックから、華麗なティヘラ。さらにカベルナリオの腕を取り、ロープに飛び乗って難易度の高いアームホイップ。
　カベルナリオが場外に落ちると、カリスティコは空中技を狙うも、ウルティモが妨害。そして、場外に落ちたカリスティコに対し、カベルナリオが三角飛びプランチャ。
　リング上、ウルティモが小島にラリアット。ここから打撃戦に突入し、小島はエルボーで競り勝つ。そして、気合を入れブレーンバスターを見舞い、ラリアットのモーションへ。これを防いだウルティモはロープに走るが、小島はレフトハンドでカウンターのラリアット。しかし、カバーはカウント2でキックアウト。
　すると、最後は小島が渾身のラリアットを決めてウルティモから3カウントを奪取した。