第6試合の「CMLLファミリータッグトーナメント2020」1回戦では、エウフォリア&ソベラーノJr.の親子タッグと、ラ・ヌエバ・ヘネラシオン・ディナミタ（サンソン&クアトレロ）の兄弟タッグが激突。
　
　先発はソベラーノと弟のクアトレロ。ソベラーノは握手を求めるが、クアトレロは拒否。さらにショルダータックル。だが、ソベラーノは身軽な動きから、ショルダースルーでクアトレロをエプロンに追いやる。だが、クアトレロは突進してきたソベラーノに、ロープを飛び越えエルボーを炸裂。
　ディナミタは二人がかりでソベラーノにキック。さらにクアトレロがソベラーノをロープを使って捕獲すると、サンソンがスワンダイブのダブルアックスハンドル。
　続いてディナミタはソベラーノにトレイン攻撃。さらにクアトレロがすばやいパワースラム。
　勢いに乗るディナミタはエウフォリアにダブルの低空ドロップキックをヒット。さらにダブルノリフトアップから、エウフォリアを前方に叩きつける。
　ディナミタは場外のソベラーノを追いかけ、クアトレロがイス攻撃。そのままディナミタは南側の中段までソベラーノを追いやるが、エウフォリアが救助に入る。そして、エウフォリアはディナミタにケブラドーラ・コンヒーロを連発。
　続いてソベラーノが階段口の上から、ディナミタにトペ・コンヒーロをヒット。場内は大歓声に包まれる。
　戦場がリングに戻ると、ソベラーノがディナミタの同士打ちを誘い、クアトレロにセカンドロープから飛びついてティヘラ。さらにサンソンをフランケンシュタイナーで場外に吹っ飛ばす。そして、場外に飛ぶと見せかけてフェイント。
　次はエウフォリアがリングに入るも、ディナミタがダブル攻撃を狙う。しかし、エウフォリアは誤爆を誘い、サンソンにティヘラ。さらにクアトレロをパワースラムでコーナーに叩きつける。
　そして、エウフォリア組はサンソンに対し、親子連携でスワンダイブのプランチャを炸裂。続いてソベラーノはサンソンをドロップキックで場外に落とし、コーナー上からトルニージョアタックを敢行。続いてエウフォリアがコーナー上からディナミタにプランチャをお見舞い。
　リング上、サンソンはエウフォリアの攻撃をかわすとニードロップ。続くサンソンの串刺し攻撃をかわしたエウフォリアだが、すかさずクアトレロがリングイン。すると、ソベラーノがコーナー上からトルニージョアタックをお見舞い。
　さらにソベラーノはクアトレロにブファドーラを見舞うが、これをクアトレロは捕獲し、逆さまの状態でベアハッグで揺さぶり、たまらずソベラーノはギブアップ。ディナミタが決勝に歩を進めた。

クアトレロ「エウフォリア、ソベラーノJr.、これでオマエらはおしまいだ！　さて、どっちのチームが勝ち上がるかな？　どっちにしても、次も勝つのは俺たちだがな！」
サンソン「俺たちディナミタがここ日本でも最強ぶりを見せつけてやった！　日本も俺たちディナミタのテリトリーだ！」

ソベラーノJr.「俺のせいだ。父さん、すまない」
エウフォリア「気にするな。今日は実の息子とチームを組んで闘えて、特別な試合になった。息子が家族の名を未来に繋げてくれる。俺たちをここまで大きく育ててくれた父と兄に感謝したい」
ソベラーノJr.「応援してくれたファンに申し訳ない。でも勝つことがあれば負けることもある。これがプロレスだ。でも大事なことは俺たちは全力を尽くした。明日から巻き返していく」
エウフォリア「そうだ。俺たち家族は次元が違う」