『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2020』第3戦の京都大会。

　オープニングマッチは、アウダス＆上村の越境タッグが、鈴木軍の金丸＆DOUKIと対決。

　上村対DOUKIで試合が始まり、腕を取られたDOUKIが顔面攻撃。しかし、上村がリープフロッグ＆ドロップダウンでフェイントをかけ、ショルダータックルで吹きとばした。
　アウダス対金丸となり、アウダスが連続前方回転エビ固めで場内を沸かせる。そして、ヘッドシザースホイップで金丸を場外へ追い込み、エプロンからランニングローキックを食らわせる。
　続いてアウダスはエプロンからムーンサルトアタックを放つが、金丸が回避し、DOUKIが背後から襲撃。
　これで鈴木軍のペースとなり、DOUKIがアウダスに踏みつけ攻撃、金丸が上村に顔面攻撃。それでも上村が逆水平チョップでDOUKIに逆襲するが、顔面かきむしりでダウンしてしまう。
　だが、アウダスがロープのリバウンドを利用したアームホイップで金丸＆DOUKIを投げ捨てて逆転に成功。
　タッチを受けた上村が、カウンター開脚式ドロップキックで2人にをなぎ倒し、串刺しバックエルボー、カウンタータックル、ボディスラム、ジャンピングエルボードロップで金丸に追い討ちをかける。
　続いて上村はかんぬきスープレックスを狙うが、金丸が抵抗し、顔面かきむしりから低空ドロップキックを見舞う。そして、ブレーンバスターの体勢に入るが、上村が反対に投げ捨てた。
　アウダス対DOUKIとなり、アウダスがセカンドロープからのアームホイップ。これでDOUKIが場外に落ちると、ノータッチムーンサルトアタックを食らわせる。
　続いてアウダスはニュートラルコーナー最上段からムーンサルトプレスを繰り出すが、DOUKIが両脚を立てて防御。
　すかさず金丸がアウダスにカウンターキチンシンクを見舞い、DOUKIがダイビングフットスタンプ、デイブレイクで追い討ちして行く。
　しかし、アウダスが両脚キックで串刺し攻撃から逃れ、前転からの変型フランケンシュタイナーでDOUKIを仕留めた。

アウダス「今日の勝利、おれしく思う。日本のプロレススタイルで闘えるのが好きだ。オレは去年の『FANTASTICA MANIA』でデビューした。そして今、こうしてまた日本のリングでさらに強くなり、リラックスして闘えている。今年の『』（BEST OF THE）SUPER Jr.』に出場したいと思っている。だから、このシリーズで全力で結果を残していきたい。常に全力で闘う」
上村「今日はタッグマッチですけども、金丸さん、DOUKIさんという、去年、『（BEST OF THE）SUPER Jr.』に出た選手に、ボクが勝ったんじゃないですけど、チームとして勝って、今日ぐらいはリング上で言える権利があるかなと思って、ボクは彼ら２人に向けて、『SUPER　Jr.』はオレが出るってリング上で言ったんで、たぶん彼らもこのまま黙ってないだろうでしょうし、悔しい思いも、次の試合からどんどん本気で、潰す気で向かってきてほしいですね。ボクの今年は、『SUPER Jr.』に出るっていうのが目標じゃなくて、『SUPER Jr.』で結果を残して、IWGPジュニアのベルトに挑戦するっていうそこまでが一つの目標なんで。そこまでいかないと、大爆発とは言えないですね。明日はまた、ロス・インゴのヘビー級のチャンピオンとジュニアのチャンピオンと闘うんですけど、さっきも言ったように、ボクが今狙ってるベルトは一つなんで、まずはそこを狙っていきたいと思います。グラシャス」
　
※金丸&DOUKIはノーコメント