メイン（第6試合）は“OKUMURAデビュー25周年記念試合”、小島聡&カリスティコ&ストゥーカJr.vsウルティモ・ゲレーロ&バルバロ・カベルナリオ&OKUMURA。小島とウルティモは1.19後楽園でCMLL世界ヘビー級王座戦、カリスティコとカベルナリオは1.20後楽園でNWA世界ヒストリックミドル級王座を賭けて激突。今回はそのダブル前哨戦に。
　大阪出身のOKUMURAは下田美馬を従えて入場。リングインすると、OKUMURAにはデビュー25周年の記念品が菅林直樹会長から送られる。

 

　先発はOKUMURAとストゥーカ。ストゥーカの握手を拒否したOKUMURAはグラウンドに持ち込む。だが、ストゥーカもすばやい動きからアームホイップ。OKUMURAは打撃で押し込むが、串刺し攻撃はストゥーカがかわす。
　次はカリスティコとカベルナリオのマッチアップ。カリスティコはアームホイップでカベルナリオを放り投げると、セカンドロープからフワリと飛んでクロスボディ。さらにカベルナリオにハンドスプリングエルボーを決め、スワンダイブのティヘラで場外に落とす。そして、飛ぶと見せかけてフェイント。
　次は小島とウルティモが対峙。ウルティモはマスクを脱ぎ、小島とロックアップ。そこからショルダータックル合戦、さらに激しいチョップ合戦を展開。最後は小島がキックからショルダータックルでダウンを奪う。
　だが、ウルティモもバックエルボーで反撃。続く串刺し攻撃は小島がかわし、ウルティモが場外に落下。小島は空中技を狙うも、これはカベルナリオが阻止。そして、ルード軍が小島に連携のヒップドロップ。
　リングに入ったカリスティコに対し、カベルナリオはセカンドロープの反動を利用してボディプレス。続いてカベルナリオとOKUMURAが、ストゥーカに連携のDDTを炸裂。
　ストゥーカがルード軍の誤爆を誘うと、間髪入れずにカリスティコがOKUMURA&カベルナリオにスワンダイブのボディアタック。さらにカリスティコとストゥーカはOKUMURA&カベルナリオを場外に落とすと、連続でトペ・スイシーダを発射する。
　リング上、小島はウルティモにマシンガンチョップ。さらに串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー！」の雄叫びを上げ、ダイビングエルボーを投下。
　続いて小島はウルティモにローリングエルボーからDDTを決める。だが、ウルティモも豪快な串刺しラリアットで反撃。続いてトップコーナーで倒立し、小島にセントーン・デ・ラ・ムエルテを炸裂。
　続くウルティモのブレーンバスターを切り抜けた小島は、コジコジカッターをお見舞い。さらに雪崩式ブレーンバスターを狙うが、逆にウルティモが持ち上げて前方に叩き落とす。
　次はストゥーカとOKUMURAのマッチアップ。OKUMURAは胸板への張り手でダウンを奪う。だが、ストゥーカはOKUMURAにバク転のフェイントから、ケブラドーラ・コンヒーロ。
　OKUMURAは場外にストゥーカを誘い出す。しかし、ストゥーカは場外でもOKUMURAにケブラドーラ・コンヒーロ。リング上、ストゥーカはカベルナリオにトルペドで飛ぶと見せかけ、場外のOKUMURAに向けて発射。
　リング上、カリスティコがカベルナリオにキック。すると、カベルナリオは尺取虫のようなムーブを披露。ここでウルティモが乱入するが、カリスティコはウルティモ&カベルナリオにダブルのアームホイップ。さらにカリスティコが華麗なホイップでウルティモを場外に落とすと、すかさず小島がプランチャを炸裂。
　リング上、カリスティコは難易度の高いティヘラでカベルナリオを場外に落とし、トップコーナーからプランチャをヒット。
　リングではストゥーカがOKUMURAに突進。しかし、OKUMURAはストゥーカをコーナーに設置し、雪崩式カッターをお見舞い。この一撃で3カウントを奪取し、自身の25周年を勝利で飾った。