第5試合はオカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスvs鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャー&タイチ。
ゴング前、オカダにタイチが距離を詰める。ザックはオスプレイにブリティシュヘビーのベルトを掲げて挑発。
先発はオスプレイとザック。両者はすばやいリストの取り合いから一旦距離を取る。続いて、もう一度テクニカルでトリッキーなリストの取り合いを繰り広げる。
続いてザックは弓矢固めを狙うが、切り抜けたオスプレイはティヘラ。そして、イーグルスとともにサンドイッチ式のキックをザックにお見舞い。
イーグルスはザックにキックを連発。しかし、ロープに走ったところで鈴木がぶら下がり式の腕ひしぎ逆十字で捕獲。ここから鈴木軍が場外戦に持ち込む。鈴木はイーグルスにフェンス、そしてイスを叩きつける。タイチはオカダを鉄柱に叩きつけ、顔面を踏みつける。イーグルスはカウント19でリングにギリギリ生還。
そのイーグルスの左腕を、鈴木とザックは交互にひねり上げる。さらにザックがイーグルスの左腕にキック、鈴木が腕固めを仕掛ける。
鈴木が場外にイーグルスを投棄すると、タイチが鉄柵にハンマースルー。さらに鉄柵を利して、イーグルスの左腕を痛めつける。鈴木とザックもイーグルスの左腕を鉄柱を使って拷問攻撃。
次はアーチャーが登場。イーグルスはエルボーを見舞うも、アーチャーはビクともせず。逆に一発のエルボーでダウンを奪う。さらに交通事故のようなショルダータックルでイーグルスを豪快に吹っ飛ばす。
アーチャーはイーグルスをボディスラムで叩きつけ、さらにボディスラムの体勢から無造作に放り投げ、ザックとスイッチ。
ザックはイーグルスにヨーロピアンアッパーカット。さらに鈴木軍が4人がかりでイーグルスを踏みつける。
続いてザックと鈴木がイーグルスに同時に関節技。そして鈴木が挑発しながら打撃でいたぶり、イーグルスはダウン。イーグルスもドロップキックを繰り出すが、この動きを読んだ鈴木は複合の足関節。さらにヒザ十字で痛めつけるが、イーグルスは必死にロープエスケープ。
劣勢のイーグルスは鈴木にキックのコンビネーション。ニールキックを決め、ようやくYOSHI-HASHIにスイッチ。すると、アーチャーがチョークスラムを仕掛けるが、YOSHI-HASHIは脱出。そして串刺しラリアット、低空ドロップキック、ヘッドハンターとたたみかける。
ここでタイチが入るが、YOSHI-HASHIはティヘラ。そして雄たけびを上げ、アーチャーをブレーンバスターの体勢に。アーチャーがこらえると、YOSHI-HASHIはラリアットを連発。だが、三発目はアーチャーがカウンターのラリアット。
次はタイチがYOSHI-HASHIの後頭部を蹴り飛ばし、「終わりか?」と挑発。YOSHI-HASHIは逆水平チョップを繰り出すが、タイチはのど輪。YOSHI-HASHIもスピンキックで反撃し、オカダにスイッチ。
オカダはタイチにランニングエルボー。そして串刺しエルボー。だが、スキをついてタイチは高角度バックドロップで反撃。さらにバズソーキックを決めてカバーするが、オカダはカウント2でキックアウト。
ここでタイチはパンタロンを脱ぐが、イーグルスがドロップキックでカット。ここから両軍入り乱れる展開に。
オカダはアーチャーをドロップキックで排除。しかし、タイチはオカダに急所攻撃からアイアンフィンガーフロムヘルを炸裂。すかさずゴングが鳴らされ、鈴木軍の反則負けに。
オスプレイ「OK! 俺はもう次のレベルに行ってるんだ。俺はもうこんなレベルをスキップして、次の段階に行っている。ジュニアヘビー級でいろんなことが起こっているみたいだから、俺はステップアップだ。そして、ザック・セイバーJr.、お前の前に立ち、ブリティッシュヘビー級のベルトをかけて闘おうじゃないか。でも、覚えておけよ。俺はもう次のレベルに行ってるからな」
YOSHI-HASHI「ランス・アーチャー、おい! でかくてもなんだろうがな、おい! 関係ねえからな。どんな形であれ、俺が必ず倒してやっからな」
※オカダとイーグルスはノーコメント
ザック「ジュニアヘビー級のタイトルを失ったと思ったら、もうこれか? 俺のレベルにまで上がってくることができるのかな? ウィル・オスプレイ、お前はイギリス人で最高のレスラーだと思っているかもしれないが、それは間違いだ。俺の存在なくして、イギリス人最高のレスラーを語ってほしくない。残念ながらお前の脳みそはピーナッツほどの大きさしかない。最低のバカ野郎だ! そして今俺が持っているこのベルト、これは最高で最強のイギリス人レスラーの物だから、お前の物ではない」
タイチ「ああ、やっぱりこの季節になるとうずくんだよ、(腰の入れ物に差したアイアンフィンガーを装着して)こいつが。これも進化しちまって、(アイアンフィンガーを取り出したり引っ込めたりしながら)これだぜ! 雪の札幌、なんか起きるだろうと期待してんだろう、お前ら。俺は楽しみにしてねえんだけど、うずくんだよ。だから、今日は勝手にこいつが動いたんじゃねえか? オカダ、俺は知ってるぜ。2日やった誰よりも、ボロボロに疲れ果ててるよ。ボロボロだったな。何やっても首を押さえてよ。今がチャンスだな。オカダよ、あんなボロボロになってビッグチャンスだ。簡単に勝てそうだな、今のお前だったらな。おいしいよ。ムカつくだろ、こんなことされて? お前が横綱だったら、俺は何だ? 幕内か? ムカつくだろ、お前から見たら。チャンスだよ。潰してやる。お前を狙ってやるよ。優しいだろ? ヘトヘトになった、ボロボロになったお前を俺が狙ってやるよ。昨日の内藤、メインイベントの時にあんなことをしなくたってよ、おめえは前王者。リマッチ権があんだろ、オカダにも。それを俺が力づくで奪ってやるよ。俺はあんな卑怯なマネはしないよ。悔しいだろ? 俺みたいな雑魚にやられて。相手してやるよ、ボロボロのお前をな」
鈴木「(不気味に笑いながらバックステージに現れ)ハハハハハハ……しびれるねえ、ジョン・モクスリー。いやいや、ジョンのクソガキ! しびれるじゃねえか。ハハハハ……これが俺とあいつの戦争の始まりだ。てめえ、ただで日本から帰れると思うなよ? この野郎、てめえ……ハハハハハハ! おい、ジョン! ジョン! ジョン・モクスリー! 俺とあいつの決闘の日、早く決めろ……。ハッハッハッハッ……身体が痛いとさ、ぶっ飛ばされると気持ちいいの知ってる……? フッフッフッフッ、知ってる? (記者の胸ぐらを掴み)殴られるとさぁ、気持ちいいの知ってる? フハハハハハハハ(不気味に高笑いしながら控室へ)」
ランス「YOSHI-HASHI、お前って本当に……。その言葉は言わないでおこう。誰も怒らせたくないからな。YOSHI-HASHI、お前は死ぬ。みんな死ぬ。覚えておけ!」
モクスリー「キング・オブ・プロレス、キング・オブ・デスマッチ、なんとでも言え。これは戦争だ。避けては通れない。骨が折れようが、腱が切れようが、脳震盪を起こそうが。そして、全ての疑問にはリングの上で、試合で応えよう」